放送内容

2011年3月8日放送

 
#26

目黒庭園美術館
〜ラリック装飾の洋館で庭園散歩・20世紀ポスター「タイポグラフィ展」〜

美術館全体が美術品!東京都庭園美術館

今回は、目黒にある東京都庭園美術館をぶらぶらします。「庭園美術館」の名の通り、和洋ふたつの広大な庭園を持つ、都会のオアシスです。
もとは皇族のお屋敷(旧朝香官邸)で、戦後は迎賓館として使われていたこの洋館。フランス人インテリアデザイナー、アンリ・ラパンと宮内省内匠寮の建築家たちが力を合わせて作り上げた傑作です。1920〜30年代にヨーロッパ中を席捲したアール・デコ様式が取り入れられ、建物内部のガラス装飾はなんと(以前「ぶらぶら」でもご紹介した)ルネ・ラリック!まさに美術館そのものがアート、なのです。
ここで今開催されているのが「20世紀のポスター[タイポグラフィ]」展。20世紀初頭のドイツから始まったポスターデザインの歴史が見えてきます。「今でも良く見るあのデザインってこれが最初だったのね!」と感動できちゃう展覧会ですよ。

建物自体が美術品!東京都庭園美術館・20世紀ポスター「タイポグラフィ展」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
相沢紗世のラブ♥ラブ♥美術・博物館

ものすごーくおしゃれな方だったという朝香宮様。ご本人がパリで見たアール・デコの展覧会に感動して作り上げたお屋敷は、本当に素敵で、ため息モノです!
矢作さん曰く「直線的でデコッとしているのがアール・デコ」・・・みなさん覚えました?

今回のおすすめミュージアムグッズ

展覧会のバナー素材リサイクルバッグ

目黒駅から庭園美術館まで、目黒通り沿いに飾られている「タイポグラフィ展」のバナー。このバナーを展覧会終了後にバッグにしちゃうという、エコでおしゃれなグッズです♪

 

Information

東京都庭園美術館
20世紀ポスター[タイポグラフィ]

2011年3月27日(日)まで開催

開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
第2・第4水曜日休館
入館料 一般 1000(800)円
大学生〔専修・各種専門学校を含む〕 800(640)円
小・中・高校生、65歳以上 500(400)円

※( )内は20名様以上の団体料金
※未就学児は無料
  障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
※教育活動として教師の引率する
  都内の小・中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)
※第3水曜日(3/16)65歳以上の方は無料。
場所 東京都港区白金台5-21-9
各線「目黒駅」より徒歩7分
電話 03-3443-0201(平日10:00〜18:00)
 

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