2017年11月24日 放送
#253 | 英国の至宝が初来日!「怖い絵」展 |





「怖い絵」-その真意とは?
今回は、この11月にオープンしたばかり!“ちょっと大人向け”の複合商業施設「上野フロンティアタワー」からスタートです。その1階にある和カフェ&バー「廚otonaくろぎ」は、『東京で最も予約を取るのが困難』とまで言われる日本料理店「くろぎ」の新業態カフェ。こだわりが一杯に詰まった絶品「和風パフェ」に舌鼓!
そして、上野の森美術館で開催中の「怖い絵」展へ。連日大行列で話題の展覧会を、ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子さんによる徹底解説で味わうぜいたくなぶらぶらです。注目は、何と言っても“ロンドン・ナショナル・ギャラリーの至宝”「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。イングランド初の「女王」となりながら権力闘争に敗れ、在位わずか9日間、16歳の若さで処刑されたジェーン・グレイ。彼女の悲劇の人生を、処刑の一瞬に見事に描きだした名画は必見です。さらに、あのセザンヌが描いた「怖い絵」も登場!知られざるセザンヌの暗黒な絵画とは。
展覧会のキャッチフレーズは「その闇を知ったとき、名画は違う顔をみせる」。名画に潜む“恐怖”を、ぶらぶら流にじっくりと読み解きます。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

一見、ロマンティックだったり、美しいはずの絵が中野京子先生の説明を聞いているうちに、だんだんとその様相が変わってくるという瞬間が何度もありました。「見ること」と「理解すること」は違う、と教えてくれます。西洋絵画を見るには、聖書とギリシャ神話を知ることがいかに大切かも痛感させられます。
読める怖い絵カレンダー
展覧会の代表作品6点に中野京子さんの解説も付いたカレンダー。紙が黒いので、予定を書き込んでも読めない…後で予定がわからない…という恐怖を味わえます。

Information
上野の森美術館
「怖い絵」展
2017年12月17日(日)まで
開館時間 | 9:00〜20:00 |
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休館日 | 会期中無休 |
入館料 | 一般:1600円(1400円) 大学生・高校生:1200円(1000円) 中学生・小学生:600円(500円) 小学生未満無料 ※( )は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 (要証明) |
場所 | 東京都台東区上野公園 1-2 |
電話 | 03-5777-8600(ハローダイアル) |


廚 otona くろぎ
営業時間 | 7:00〜2:00 ※ラストオーダー フード 1:00 ドリンク 1:30 |
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定休日 | PARCO_ya に準ずる |
場所 | 東京都台東区上野3-24-6 1階 |
電話 | 03-6284-2796 |
