放送内容

2017年11月17日 放送

 
#252

ぶらぶら美術・博物館スペシャル 秋の京都で国宝ざんまい!
〜風神雷神図屏風に雪舟…奇跡の「国宝展」と東山の名庭〜

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京都…日本の美の真髄を堪能する2時間

今回のぶらぶらは、秋の京都2時間スペシャル!
まずは京都国立博物館で開催中の特別展「国宝」。展示品の全てが国宝という贅沢な展覧会です。火焔型土器にはじまり、空海の直筆書跡、国宝指定第一号の仏画、風神雷神図屏風…教科書で見たお宝たちが勢揃い!この特別展の最大の見どころは雪舟の国宝全6点が集まる「雪舟ルーム」。「ここに布団を敷いて寝たい!」と言う山本学芸部長の熱い解説にも注目です。
そして、祇園に登場した話題のアートスポットへ。祇園甲部歌舞練場のお隣の八坂倶楽部に草間彌生作品を集めた「フォーエバー現代美術館」が期間限定でオープンしました。純和風建築と現代アートの融合、畳敷きの空間で草間作品が見られるのは、京都ならでは。
続いて、秋の京都でぜひ訪ねたい紅葉の名所をご紹介。秀吉の妻・ねねが終の棲家にした東山の圓徳院を訪ねます。伏見城から移築したと言われる庭園が当時まま残る名刹です。この庭園を修復した「平成の小堀遠州」こと、作庭家の北山安夫さんの解説で、秋の庭園の魅力を深く堪能できちゃいます。
この秋、国宝が集結した京都だから体験できるアート旅へ、ご一緒に!


※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

国宝の4分の1が集まったという京博の特別展「国宝」。雪舟の墨絵やおなじみの風神雷神図など目白押しの中、一番のインパクトは縄文時代の火焔型土器でした。フォーエバー現代美術館では、草間彌生さんの作品を和室で鑑賞という新しい体験をすることができました。圓徳院の北庭はずっと眺めていたくなる個性的なお庭です。

 

Information

京都国立博物館
開館120周年記念 特別展覧会 国宝

2017年11月26日(日)まで

開館時間 9:30〜18:00(入館は17:30まで)
※毎週金・土曜日は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館 月曜日
※ただし月曜が祝日・休日の場合は開館、翌火曜休館
拝観料 一般:1500円(1300円)
大学生:1200円(1000円)
高校生:900円(700円)
※( )は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料(要証明)
※大学生・高校生の方は学生証を提示
場所 京都市東山区茶屋町527
電話 075-525-2473

フォーエバー現代美術館
草間彌生 My Soul Forever

2018年2月25日(日)まで

開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日 12月30日〜1月3日
入館料 一般:1200円
中高生:800円
※障がい者手帳持参者は無料、介添人1名まで無料
※畳敷きの部分は車椅子の乗り入れができません
場所 京都市東山区祇園町南側570-2
電話 075-532-0270

圓徳院
秋の特別展/秋の夜間特別拝観 「禅寺体験ことはじめ」

2017年12月10日(日)まで

拝観時間 10:00〜22:00(受付終了21:30)
※日没後ライトアップ
休日 12月8日(金)・9日(土)は拝観休止
拝観料 大人:500円
中高生:200円
小学生以下:無料(保護者同伴)
※高台寺、掌美術館、圓徳院共通割引拝観券:900円
※拝観料は体験料を含みます。但し、抹茶は別途500円が必要
場所 京都市東山区高台寺下河原町530
電話 075-525-0101

高台寺
秋の夜間特別拝観
「プロジェクションマッピング〜桃山文化を愛でた女性の寺〜」

2017年12月10日(日)まで

拝観時間 9:00〜22:00(受付終了21:30)
※日没後ライトアップ
休日 なし
料金 大人:600円
中高生:250円
※30名以上の団体料金:500円
場所 京都市東山区高台寺下河原町526
電話 075-561-9966
 

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