放送内容

2017年4月28日 初回放送

 
#238

世界を変えた傑作名画「バベルの塔」展〜ブリューゲルと“奇想”のボス、精密で美しいネーデルラントの幻想世界!〜

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驚異の名画「バベルの塔」と キモかわいい?!ボス・ワールド

今回のぶらぶらは上野、去年リニューアルされた「国際子ども図書館」からスタートです。新設された「児童書ギャラリー」は、明治から現代までの児童書・絵本が約1,000冊収蔵されており、古い貴重な絵本なども直に触って見ることができるのです。美人画で有名な竹久夢二が手がけた絵本や、日本で初めて翻訳された海外絵本など、子どものみならず、大人の知的好奇心もたっぷり刺激してくれます。
続いて一行は、東京都美術館で開催中の「バベルの塔」展へ!最大の目玉はネーデルラントの巨匠、ピーテル・ブリューゲル1世の最高傑作と名高い「バベルの塔」。24年ぶりに来日した世界的名画、その“細密描写”と“壮大な世界観”の奇跡の融合は、必見です。さらに、全世界にたった25点しか現存しないといわれるヒエロニムス・ボスの油彩画のうち2点が初来日!その奇妙な世界観はきっとクセになりますよ。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチら、イタリアの巨匠たちにも大きな影響を与えた「ネーデルラント絵画」。その不思議で奇妙で魅力的な世界へ!


※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

奇怪なボスと牧歌的なブリューゲルの意外なつながり。ブリューゲルがボスブーム再来に合わせて、奇怪な銅板画を多数創っていたことを知りました。浮世絵師のような仕事ですが、アーティストとしての彼の心境が気になります。「バベルの塔」には平衡感覚を失い、クラクラする圧迫感に感激!

今回のおすすめミュージアムグッズ

展覧会オリジナル タオル

『バベルの塔(The Tower of Babel)』が「タオルの塔(The Towel of Babel)」になってミュージアムショップに登場!タオルは今治産で触り心地も抜群、使いやすいハンカチサイズです。暑くなるこれからの季節にぴったり♪

 

Information

東京都美術館
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝−ボスを超えて−

2017年7月2日(日)まで

開館時間 9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
※金曜日は20:00まで開館
休館日 月曜日
料金 一般: 1600円(1400円)
大学生・専門学校生: 1300円(1100円)
高校生: 800円(600円)
65歳以上: 1000円(800円)
※中学生以下は無料
※5月17日(水)、6月21日(水)はシルバーデーにより
 65歳以上の方無料
※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・
 精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と
 その付添いの方(1名まで)は無料
場所 東京都台東区上野公園8-36
電話 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

国立国会図書館
国際子ども図書館

開館時間 9:30〜17:00
休館日 月曜日、国民の祝日・休日(こどもの日は開館)
年末年始、毎月第3水曜日
場所 東京都台東区上野公園12-49
電話 03-3827-2053
 

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