放送内容

2016年10月28日放送

 
#222

国立新美術館「ダリ展」
〜20世紀の奇才ダリ、大回顧!意外な素顔と魅力〜

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ダリとその妻・ガラ〜奇妙な愛の物語

今回のぶらぶらは、東京ミッドタウンにあるフジフイルムスクエアからスタート!写真の進化の歴史を、貴重な資料やアンティークカメラコレクションなどから学べる「写真歴史博物館」が人気なのです。カメラのルーツとされる「カメラ・オブスクーラ」のレプリカを体験できる展示や、世界で初めて撮影された写真の裏話など、奥深い写真の世界を体感します。
続いて国立新美術館「ダリ展」へ。スペインが生んだ20世紀を代表する芸術家サルバドール・ダリ。その功績と知られざる人生とを250点もの作品で辿る過去最大規模の回顧展です。
ぐにゃりと曲がった時計など、夢と現実が交差したような独特の世界を生み出し、シュルレアリスムを代表する画家として活躍したダリ。10代の頃に描いた自画像を筆頭に、多彩な作品の数々から摩訶不思議なダリ・ワールドを読み解きます。そして、ダリの人生を紐解く上で欠かせないのが、愛妻・ガラの存在。2人のちょっと不思議な関係性を踏まえると、ダリの意外な素顔と作品の魅力とが見えてきますよ。

今回のpick up!ラファエロ風の首をした自画像 静物(スイカ) 子ども、女への壮大な記念碑 奇妙なものたち ポルト・リガトの聖母

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

溶けた時計、夢の中のような殺風景。実際ダリは夢日記をつけていたようです。
若い頃は、印象派やキュビスムを踏襲していたり、まじめな性格が垣間見えたのが本当に意外でした。ヒゲの写真で有名なダリですが、あのおちゃめなヒゲが彼の本当の姿を見えにくくしているのかもしれませんね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ガラガラ

ダリの奥さん、ガラにちなんだ巨大なガラガラ。300円を1ダリ紙幣に換え、一回転させて、ダリの卵をゲット。中には ダリの作品をモチーフにしたピンバッチが入っています。全部で7種類!コンプリートしてみては?

 

Information

国立新美術館
ダリ展

2016年12月12日(月) まで

開館時間 10:00〜18:00
※毎週金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週火曜日
観覧料(税込) 一般:1600円(1400円)
大学生:1200円(1000円)
高校生:800円(600円)
※()は20名以上の団体料金
※中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
場所 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館

営業時間 10:00〜19:00
※入館は18:50まで
休日 無休(年末年始除く)
料金 入場無料
場所 東京都港区赤坂9-7-3
電話 03-6271-3350 (10:00〜18:00)
 

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