放送内容

2016年4月22日 初回放送

 
#208

ボストン美術館所蔵「俺たちの国芳 わたしの国貞」展〜幕末・江戸を彩った浮世絵の天才、夢の競演!!〜

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天才絵師ふたりの名作が時代も国も超える!

今回は、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで、浮世絵三昧!幕末の江戸を舞台に異なる個性でしのぎを削った2人の絵師、歌川国芳と歌川国貞の魅力に迫ります。
歌麿や北斎が牽引し、興盛を極めた浮世絵界で、同門のライバルとして人気を二分したのが、国芳と国貞でした。豪快な「武者絵」やユニークな「戯画」で人々を魅了した国芳と、浮世絵の華ともされる「役者絵」や「美人画」で一世を風靡した国貞。2人の作品は、時代や国境を超えて世界中の人々に愛され、今も多くのクリエイターに刺激を与え続けています。
世界有数の浮世絵コレクションを誇るボストン美術館から、選りすぐりの2人の作品、約350枚が一挙に里帰り!今後5年間は見られないという、貴重で鮮やかな作品の数々から華やかな江戸の文化と人々の熱気を体感します!

国芳もやう正札附現金男 野晒悟助 当世好男子伝 松・竹・梅 九紋龍支進に比す のざらし語助 中万字や内 八ッ橋 松葉屋内 粧ひ 姿海老屋内 七人 扇屋内 花扇 弥玉内 顔町

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

奇抜な国芳と、正統派・国貞。国芳だけ見ていれば確かに面白いのですが、歌舞伎役者の顔が識別できるまで描けてしまうこと、着物のファッション性、そして極めつけの藍色のみ使用の浮世絵で、この勝負、国貞の勝ちでした!となると、この展覧会のタイトル、的を射ています。笑

今回のおすすめミュージアムグッズ

歌川国芳根付

展覧会場限定のガチャガチャ、1回400円。国芳の作品から「猫骸骨」「骸骨下駄」「踊る猫又」を立体化した、奇譚クラブとのコラボで本格的!大人気なんだそう。

 

Information

Bunkamura ザ・ミュージアム
ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳 わたしの国貞

2016年6月5日(日)まで

開催時間 10:00〜19:00(入館は18:30まで)
休館日 会期中無休
観覧料 一般:1500円(1300円)
大学・高校生: 1000円(800円)
中学・小学生: 700円(500円)
※()は20名以上の団体料金。電話予約必要。
申込み先:03-3477-9413
※障がい者手帳ご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ね下さい。
※学生券をお求めの場合は学生証の提示をお願いします。(小学生は除く)
場所 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

渋谷 なだ万茶寮

営業時間 昼 / 11:00〜16:00 夜 / 16:00〜22:30(LO.21:00)
 ※展覧会開催記念メニューは6月5日(日)まで
定休日 元旦及び不定休(百貨店に準ずる)
場所 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店本店8階
電話 03-3477-3655
 

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