放送内容

2016年2月19日放送

 
#201

東京都美術館「ボッティチェリ展」〜ルネサンスの巨匠、珠玉の名画が一挙来日!〜

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フィレンツェを離れなかったボッティチェリ、その画業と人生

15世紀イタリアを中心に興った芸術運動「ルネサンス」。それが最初に花開いた地・フィレンツェを舞台に活躍したのがボッティチェリです。「ヴィーナスの誕生」を始め数々の名作を生み、初期ルネサンスを代表する画家に数えられます。今回ぶらぶらするのは、そんな巨匠の初期から晩年までの代表作が世界中から20点以上も集まった日本初の大回顧展!
メディチ家のお抱え画家として活躍したボッティチェリは、宗教画から神話画まで、幅広いテーマの作品を手掛けました。その優美で繊細な筆使いは人々を魅了し、あのレオナルド・ダ・ヴィンチもライバル視したと言われています。
ボッティチェリの師匠であるフィリッポ・リッピや、その息子で後にライバルとなるフィリッピーノ・リッピ、また、ダ・ヴィンチの師匠としても知られるヴェロッキオなど同時代を生きた大家たちの作品も多数来日。日本ではめったに観る事の出来ない貴重な名作と共にボッティチェリの生涯と絵画世界を辿ります。

ラーマ家の東方三博士の礼拝 聖母子(書物の聖母)聖母子と洗礼者ヨハネ

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

ルネサンスの代表的画家という認識から、どちらかというとフランドル派寄り(?)の中世的イメージという見方に 変わりました。中世から近世への橋渡し時期の不安定さ、揺り戻しが、そのまま彼の絵画のスタンスにも現れていて、時代を生きた人なのだとあらためて感じました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ボッティチェリ展オリジナルモレスキン

ゴッホやピカソなどに愛されたイタリアの手帳ブランド「モレスキン」とコラボしたボッティチェリ展オリジナルの手帳。表紙には「書物の聖母」から、聖母の光輪や海の星、十字架がモチーフとしてちりばめられています。ラージサイズ、ポケットサイズの2種類があって、人気です。

 

Information

東京都美術館
ボッティチェリ展

2016年4月3日(日)まで

開室時間 9:30〜17:30(入室は閉室の30分前まで)
※金曜日は20:00まで開室
休室日 月曜日、3月22日(火)
※3月21日(月・休)、28日(月)は開室
観覧料 一般:1600円(1300円)
学生:1300円(1100円)
高校生:800円(600円)
65歳以上:1000円(800円)
※()は20名以上の団体料金
※中学生以下無料
※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
場所 東京都台東区上野公園8-36
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

上野動物園

開園時間 9:30〜17:00
※入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで
休園日 月曜日
※月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日
12月29日〜翌年1月1日
入園料 一般: 600円(480円)
65歳以上: 300円(240円)
中学生: 200円(160円)
※小学生以下(小学校6年生まで)と、都内在住・在学の中学生は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添者(原則1名)は無料
無料開園日 開園記念日(3月20日)/みどりの日(5月4日)/都民の日(10月1日)
※こどもの日(5月5日)は、中学生は無料
※老人週間(9月15日〜9月21日)期間中の開園日は、60歳以上の方と60歳以上の方と、その付添者(1名)は無料
場所 東京都台東区上野公園9-83
電話 03-3828-5171
 

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