放送内容

2016年1月22日放送

 
#199

サントリー美術館「水 神秘のかたち」展〜国宝・龍神像に空海のドラゴンボールまで!?〜

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国宝、重文…水にまつわるお宝大集合

今回のぶらぶらは、現在六本木・東京ミッドタウンで開催されている2つの展覧会をめぐります。
まずは「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の建築界の大巨匠、フランク・ゲーリーの展覧会。彼の代表作、スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館には、この建物を見るために世界中から観光客が集まり、年間約100万もの人々が訪れています。人々を引きつけるゲーリー建築の真髄とは?
そして、サントリー美術館で開催中の「水 神秘のかたち」展。「水」にまつわる神像や仏像・仏画…国宝2件、重文33件ものお宝が見られるユニークな企画展です。空海が雨乞いをしたときに出てきた龍神・善女龍王を描いた国宝の仏画、龍が持つドラゴンボールを納めていた重文の箱、秘仏「宇賀神像」まで登場!その驚きの姿とは…?現在では身近過ぎてありがたみを感じにくい「水」。これらのお宝を通して、古の人々の「水への信仰」をひも解きます。

善女龍王像 春日龍珠箱 弘法大師御遺告

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

建築家フランク・ゲーリー。まるで布のような建築物ができるには、細部まで徹底したシステムを構築し、コストを押さえていることに感動しました。同じく形のないかたち。姿を変え、どんな型にでも収まる「水」が、なぜ日本で、世界で信仰の対象になったのか。『水 神秘のかたち』展では、永遠と考えられそうです。

今回のおすすめミュージアムグッズ

オリジナルお干菓子

大阪・四天王寺の老舗「御菓子司 河藤」とコラボした、サントリー美術館オリジナルの干菓子。“水”にまつわる展覧会らしく、亀や宝船、流水文などの形をした干菓子の詰め合わせです。お茶うけにはもちろん、ちょっとした手土産にも素敵です。

 

Information

サントリー美術館
水 神秘のかたち

サントリー美術館

開館時間 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
※金・土曜日は20:00まで開館
休館日 火曜日
入館料 一般:1300円
大学生・高校生:1000円
※中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
割引 ・きものでのご来館で100円割引
・ホームページ限定割引券提示で100円割引
・携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示で100円割引
・国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
・20名様以上で100円割引
※他の割引との併用はできません
場所 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
電話 03-3479-8600

21_21 DESIGN SIGHT
建築家フランク・ゲーリー展

2016年2月7日(日)まで

開館時間 10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日 火曜日
入場料 一般:1100円(900円)
大学生:800円(600円)
高校生:500円(300円)
中学生以下無料
※( )内は15名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
場所 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
電話 03-3475-2121
 

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