放送内容

2016年1月8日放送

 
#197

世界に一点!「肉筆浮世絵」展
〜北斎、歌麿、豊国…日本初公開の美人画〜

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肉筆浮世絵〜匂い立つ色気を楽しむ1時間

世界中で愛されるワイン。でも、その歴史って実はよく知らないのでは…?ということで、今回は、「ワイン」をテーマにした国内初の大規模展をぶらぶら。日本に現存する最古のワインなど、珍しいものが数多く展示される中、ピカソやシャガールら偉大な画家たちがラベルデザインを手掛けたワインも!ラベル制作の驚きの裏話に一同興奮!
そして、上野の森美術館「肉筆浮世絵」展へ。北斎、歌麿、豊国など、名だたる絵師50人が手掛けた約130点の肉筆浮世絵が大集結!アメリカの日本美術収集家・ロジャー・ウェストンの、質・量ともに素晴らしい網羅的な肉筆浮世絵コレクションが日本初公開されているのです。浮世絵と違い、絵師が筆で直接描いた「肉筆」ゆえに、全てが一点もの!そんな貴重な「肉筆浮世絵」の精緻な筆遣いから、絵師たちの息遣いまでもが聞こえてきそう…。絵師たちが筆先に込めた「魂」に迫るぶらぶらです。

夏の髪洗い美人図 渓斎英泉 京伝賛遊女図 葛飾北斎 西王母図 喜多川歌麿 立姿遊女図 懐月堂度繁

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

浮世のもともとの語源は「憂き世」。つらく、はかない世の中なら、浮かれて暮らそうという思いがこめられているそう。まさに江戸っ子な考えですね。版画だけではない、肉筆画というもうひとつの側面をじっくり観られた今回の展覧会。肉厚で色味の鮮やかな、懐月堂の作品が印象に残りました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

スケジュール帳シール

浮世絵の美人たちがシールに。デート、買いもの、女子会…などなど7種類。「買いもの」シールには、かんざしを選ぶ遊女が描かれていたりと、当時の文化も分かります。今年のスケジュール帳やカレンダーのワンポイントにいかがでしょう。

 

Information

上野の森美術館
シカゴウェストンコレクション
肉筆浮世絵 美の競艶

2016年1月17日(日)まで

開館時間 10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
※金曜日は20:00まで開館
休館日 月曜日
※1月11日(月・祝)は開館
観覧料 一般: 1500円(1200円)
高校・大学生: 1200円(900円)
小・中学生: 500円(300円)
※()は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料
場所 東京都台東区上野公園1-2
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

国立科学博物館
ワイン展ーぶどうから生まれた奇跡ー

2016年2月21日(日)まで

開館時間 9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
※金曜日は20:00まで開館
休館日 月曜日
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館
観覧料 一般・大学生:1500円(1300円)
小・中・高校生:500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金です
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※常設展観覧可
場所 東京都台東区上野公園7-20
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
 

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