放送内容

2015年9月25日放送

 
#187

三井記念美術館「蔵王権現と修験の秘宝」展〜世界遺産・吉野山からやってきた神秘のお宝〜

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藤原道長、後醍醐天皇…日本の歴史ロマンを秘めたお宝

今回は、日本橋にある三井記念美術館で開催中の「蔵王権現と修験の秘宝」展へ!
世界遺産・奈良は吉野山に位置する修験道の総本山、金峯山寺ゆかりの品々を中心に、修験にまつわるお宝を堪能します。「山伏」のイメージが強い日本独自の宗教、修験道。そのご本尊である蔵王権現は、悪や煩悩を粉砕する力を持つとされ、平安時代以降、皇族や貴族らから広く信仰を集めます。それを裏付けるお宝の中には、藤原道長が、ある願いと共に奉納した経筒や、都を追われた後醍醐天皇が祈りを捧げ続けた蔵王権現像など、日本の歴史を物語る貴重な品々も。
さらに「日本一危険な国宝」とも呼ばれる、鳥取県三佛寺「投入堂」から見つかった、門外不出の蔵王権現像にもご対面!人々を惹き付けて止まない蔵王権現の秘密と、歴史に触れるぶらぶらです。

今回のPick up! 重美 蔵王権現像 鎌倉時代 国宝 藤原道長経筒 1007年

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

高尾山で見かけた山伏の姿、密教寺院で気付いた三鈷杵の存在、そして伊豆半島の先端で仰ぎ見た役行者の像。
今回の展覧会で、この三つが繋がっていたことに驚きました。金峯山に藤原道長が埋めたという経筒と、今でもはっきりと読める金色で書かれた道長直筆の文字。平安時代のタイムカプセルは保存が良く驚きました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ご神木ストラップ

金峯山寺の本尊蔵王権現を刻んだことから、吉野の桜はご神木と考えられてきました。ご神木である山桜から作られたストラップを身に付ければきっと、蔵王権現を身近に感じられますよ。

 

Information

三井記念美術館
蔵王権現と修験の秘宝

2015年11月3日(火・祝)まで

開館時間 10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日、10月13日(火)
※10月12日(月・祝)は開館
観覧料 一般: 1300円(1100円)
高・大学生: 800円(700円)
中学生以下: 無料
※70歳以上の方は1000円(要証明)
※( )は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
※リピーター割引:会期中、一般、学生券の半券提示で2回目以降は団体料金
場所 東京都中央区日本橋室町2-1-1三井本館7階
電話 03-5777‐8600(ハローダイヤル)

京菓匠 鶴屋𠮷信

営業時間 ショップ:10:00〜21:00
茶房/菓遊茶屋:10:30〜20:00(ラストオーダー19:30)
定休日 元日
場所 東京都中央区日本橋室町1-5-5 COREDO室町3 1階
電話 03-3243-0551
 

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