放送内容

2015年7月10日放送

 
#180

根津美術館「江戸のダンディズム」展〜江戸の伊達男を飾った刀剣の世界〜

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江戸時代の粋ー男は刀、女は化粧

今回のぶらぶらは江戸の「粋」スペシャル!
まずは青山の「伊勢半本店紅ミュージアム」へ。伊勢半本店は、江戸時代から続く老舗で、今なお職人の手により、創業以来の伝統的な方法で「小町紅」という口紅が作り続けられています。こちらのミュージアムでは、「小町紅」の歴史や江戸時代の化粧文化が学べます。
続いては根津美術館「江戸のダンディズム」展へ!こちらでは江戸時代の刀剣・印籠を中心に約100点を展示。江戸時代、天下泰平の世となり、刀は、持ち主の男性の身分や教養を感じさせる「こだわりのアイテム」になりました。金銀の蒔絵が施された絢爛豪華なものもあれば、一見シンプル見えてさりげないところに技が光る逸品、深まる秋を題材にした季節感あふれる刀…などなど、実に多種多様な超絶技巧のオンパレード!江戸の伊達男を飾った「粋」の世界を堪能します。

今回のPick up!脇指 銘 越前守助広/以地鉄研造之 江戸時代 桜紅葉蒔絵糸巻太刀拵 江戸〜明治時代 
倶利伽羅龍図三所物 後藤一乗作 江戸時代

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

江戸時代から続く伊勢半で口紅体験。光る玉虫色の紅を水で溶かし載せると、その人に合った赤色に。江戸の女性は赤・黒・白の三色のみでメイクをしていたとは驚きでした。『江戸のダンディズム展』では、刀の造り方に興味津々。刃文は鉄を冷やす過程で生まれた工夫の跡だったのですね!

今回のおすすめミュージアムグッズ

折り畳み傘

日本刀をモチーフにした折り畳み傘。持ち手は日本刀の柄に、傘のカバーを鞘に見立てています。外国人に大人気なんだとか。

 

Information

根津美術館
江戸のダンディズム 刀から印籠まで

2015年7月20日(月)まで

開館時間 10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(※7月20日は開館)
入館料 一般:1000円(800円)
学生(高校生以上):800円(600円)
中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※障がい者手帳持参の方とその同伴者1名は団体料金で入館可能
場所 東京都港区南青山6-5-1
電話 03-3400-2536

伊勢半本店 紅ミュージアム

開館時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日休館)
入館料 無料
場所 東京都港区南青山6-6-20K's南青山ビル1階
電話 03-5467-3735
 

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