放送内容

2015年5月1日放送

 
#173

東京藝術大学大学美術館「ダブル・インパクト」展〜アート界に黒船!
明治ニッポン美術、激動と創造〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ボストン美術館×東京藝術大学 2つの衝撃を体感!

今回は、東京藝術大学へ。特別に東京藝術大学の「保存修復彫刻研究室」を見学します。平城遷都1300年祭公式キャラクター「せんとくん」をデザインしたことでも知られる、東京芸術大学大学院教授・籔内佐斗司さんも登場。籔内先生の解説で、地道で緻密な仏像の修復方法を伺います。
続いて東京藝術大学大学美術館「ダブル・インパクト」展へ!ボストン美術館と東京藝術大学が初めてコラボしたこの展覧会では、黒船来航から日露戦争まで、激動の50年間に生み出された日本美術作品およそ150点が並びます。劇画のようなタッチで描かれた日本画や本邦初公開となる橋本雅邦の屏風絵、全長2m近い巨大な竜の置物など、インパクトある作品が目白押し!そして、ぶら美ではもうおなじみ、古田亮先生の名解説で、明治時代、西洋の風を受けて新たな創造に挑んだ「日本の美」に迫ります。

今回のPick up!浴湯図 高橋由一 明治11年 日本の大工 明治9〜15年(昭和36年鋳造)ヴィンチェンツオ・ラグーザ

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

展覧会名としては少々変わったネーミングで、気になっていた『ダブル・インパクト』展。幕末に来航した黒船と共にもたらされた海外の文化にインパクトを受ける日本。そして驚いたのは西洋の方も同じだったのですね!変化は突然やってくる。激動の時代にアートも大きく変わったのですね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

チケットファイル

番組でも紹介した旭玉山「人体骨格」がモチーフのチケットファイル。よく見ると双六になっています。「骨折入院2回休み」「理科室に就職決まる」など骨に関係する文言が並びます。そしてゴールはなぜか「焼肉食べ放題」!ポーズを決める骸骨くんもお茶目です。

 

Information

ボストン美術館×東京藝術大学
ダブル・インパクト 明治ニッポンの美

2015年5月17日(月)まで

開館時間 10:00〜17:00
(入場は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし5月4日は開館)
観覧料 一般: 1500円(1200円)
高校・大学生: 1000円(700円)
※( )は20名以上の団体料金
※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
場所 東京都台東区上野公園12-8
電話 03-5777‐8600(ハローダイヤル)

東京藝術大学大学院美術研究科
文化財保存学・保存修復彫刻研究室

※通常非公開
※毎年4月下旬に研究報告発表展を開催
※詳しくは下記HP参照
 http://www.tokyogeidai-hozon.com/
 

▲ページトップへ戻る