放送内容

2015年4月3日放送

 
#170

国立西洋美術館「グエルチーノ展」〜イタリア・バロック最大の巨匠、圧巻の作品世界に迫る!〜

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二度とないかも!?バロックの天才・グエルチーノの大作が来日!

今回は、国立西洋美術館で開催中の「グエルチーノ展」をぶらぶら!バロック美術全盛の17世紀に、カラヴァッジョやルーベンスらと並ぶ天才として一世を風靡したグエルチーノ。その画業の全貌に迫る日本初の回顧展です。 小都市チェントで生まれ、ほぼ独学で絵画を学んだグエルチーノは、ヨーロッパ中の王侯貴族から愛され、数多くの宗教画を手掛けました。ドラマチックな明暗と色彩で描かれた作品は、あのベラスケスをも魅了したと言います。日本では滅多に見る事の出来ない巨大祭壇画から、文豪・ゲーテが称賛した名画まで、貴重な作品の数々が一挙来日!大迫力の祭壇画が並ぶ厳かな空間で、オールドマスターの世界に浸ります。

今回のPick up! キリストから鍵を受ける聖ペテロ 1618年 聖母被昇天 1622年頃

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

イタリアのバロック美術を代表する一人とされながら、いままで名前を聞いたことがなかったグエルチーノ。久しぶりの宗教画展で、モチーフから意味を探るのが、楽しかったです!人物が複雑に交差していた自然主義表現から、バランスのとれた明解な古典主義への変化を見ると、ボローニャからローマに居を移したグエルチーノの変化が見てとれました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

イタリア料理店 「ラ・ベットラ」のシェフ・落合務氏が、この展覧会のために監修して開発したラスクです。「アンチョビソース&オリーブ味」と「キャラメル&ヘーゼルナッツ味」の2種類あって、オヤツとして、またワインのおつまみとしても楽しめます。グエルチーノ展のオリジナルパッケージも素敵ですよ。

 

Information

国立西洋美術館
グエルチーノ展
よみがえるバロックの画家

2015年5月31日(日)まで

開館時間 9:30〜17:30
※毎週金曜日:9:30〜20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし、5月4日、5月18日は開館)
観覧料金 一般: 1,500円 (1,300円)
大学生: 1,300円 (1,100円)
高校生: 800円 (600円)
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
心身に障害のある方および付添者1名無料(入館の際に障害者手帳提示)
場所 東京都台東区上野公園7-71
電話 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

上野東照宮
お化け灯籠

場所 東京都台東区上野公園9-88
電話 03-3822-3455(社務所)
 

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