2010年11月30日放送
#17 | 京都に出張! |





京都が生み育てた天才女性画家・上村松園
2週に渡って、秋の京都スペシャル!まず1週目の今回は、京都のアートスポット・岡崎へ。
岡崎と言えば、平安神宮の日本庭園は必見!紅葉の季節にぴったりのぶらぶらスポットです。
そして、平安神宮のすぐそばにある京都国立近代美術館では、京都生まれの女流画家「上村松園展」を開催中です。15歳の若さで作品が世に認められ、明治・大正・昭和にかけて活躍した上村松園。女性がまだまだ社会に出ていけなかった時代に、ただ綺麗なだけではない、女性の内面や人生まで表現する日本画を追求し続けました。年代を追って作品を見て行くと、京都という街で生まれ育ったひとりの女流画家の人生までもが見えてきます。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

描かれた女性たちの心の中まで伝わってくるような松園の美人画ですが、私が注目したのは何と言っても「着物ファッション」!呉服屋さんに通いつめたり、着物に合う新しい髪形を研究し続けた松園だけあって、斬新な柄やコーディネイトがとっても素敵でした。
匂袋
綺麗な織物で作られた京都らしい匂袋。巾着・袋の2タイプあります。とても落ち着くいい匂い♪
A4クリアファイル
源氏物語に登場する、嫉妬のあまり生き霊になってしまった六条御息所を描いた「焔」のクリアファイル。ダンナ様や彼氏に浮気の証拠を入れて渡せば、効果てきめん!かもしれません・・・。

Information
京都国立近代美術館
上村松園展
2010年12月12日(日)まで開催中
開館時間 | 9:30〜17:00(入館は16:30まで) 金 / 10:00〜19:00 日・祝 / 10:00〜17:00 (入館は閉館の30分前まで) 月曜休館 |
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入館料 | 一般: 1300円(900円) 大学生: 900円(600円) 高校生: 400円(200円) 中学生以下 無料 ※()は団体料金。団体は20名様以上 ※本料金でコレクション展もご覧いただけます ※心身に障がいのある方と、付添者1名は無料 (入館の際に証明できるものをご提示ください) ※着物でご来館の方は団体料金でご入場いただけます (他の割引との併用はできません) |
場所 | 京都市左京区岡崎円勝寺町 JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から市バス5番 岩倉行 「京都会館美術館前」下車 地下鉄東西線 「東山」駅下車 徒歩約10分 ほか |
電話 | 075-761-4111 |


平安神宮
参拝時間 | 9:00〜18:00 (閉門時間 3/1〜3/14 ・ 10/1〜10/31 は 17:30、 閉門時間 3/15〜9/30 は 18:00、11/1〜2/末 は 17:00) |
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拝観料金 | 参拝無料 |
神苑拝観 | 8:30〜17:30(夏季) (神苑受付終了 3/1〜3/14 ・ 10/1〜10/31 は 17:00、 3/15〜9/30 は 17:30、11/1〜2/末 は 16:30) |
神苑拝観料 | 大人: 600円(30名以上550円、50名以上500円) 小人: 300円(30名以上250円) 学校団体 / 高校生: 300円、中学生: 200円、 小学生: 150円、園児: 30円 ※学校団体は減免申請がある場合のみ ※修学旅行パスポート提示の場合は申請なしでも学校団体扱い |
場所 | 京都市左京区岡崎西天王町 地下鉄東西線 「東山駅」下車、徒歩10分 |
電話 | 075-761-0221 |


津田楼
営業時間 | 昼11:30〜14:30(L.O 14:00) 夜18:00〜23:00(L.O Food 22:00 Drink 23:00) 火曜定休 |
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場所 | 京都市東山区祇園町南側570番121 |
電話 | 075-708-2517 |

11月30日の放送において、上村松園の作品「義貞匂当内侍を視る」紹介中、
「新田義忠」と誤ったテロップを表示していました。
正しくは「新田義貞」となりますので、お詫びして訂正いたします。