2015年3月13日放送
#168 | 春到来!華麗なる花鳥画の世界を味わう、美術館めぐり〜山種美術館「花と鳥の万華鏡」展と、中目黒・郷さくら美術館〜 |





ひと足お先に お花見気分!
今回のぶらぶらは、春直前にぴったりの、華やかな2本立て。
まずは中目黒にある「郷さくら美術館」をぶらぶら。都内屈指の桜の名所・目黒川のほど近くに、現代日本画専門の美術館として2012年に開館したこちらのコンセプトは、「一年を通じて満開の桜を日本画で楽しんで頂くこと」。現代日本画家たちが描いた満開の桜の絵で、一足早いお花見気分を満喫します。
そして、恵比寿にある山種美術館では、速水御舟、横山大観、菱田春草ら、近代日本画の巨匠たちによる花鳥画の名作が勢ぞろい!「花と鳥の万華鏡展」を鑑賞します。
四季折々の美しい自然と、愛くるしい鳥たちへと注がれた彼らの眼差しや想い、そして個性豊かな表現を、番組準レギュラーの山下裕二先生の解説で、じっくりと味わいます。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

一足先に春を感じに、中目黒の郷さくら美術館へ。一年中、桜の絵が楽しめる美術館の後、目黒川ほとりのカフェでお茶なんていう休日もいいですね。山種美術館では速水御舟の屏風絵『翠苔緑芝』の斬新さに目を見張りました。いつか『炎舞』とも対面してみたいです。
菓子切り&はがきセット
唐木の中でも最もかたくて丈夫な紫檀を使った菓子切り。伝統工芸職人・木原由貴良氏によるもので、求肥などのやわらかい和菓子も切りやすく、使うほどに手になじんで深みある艶が出てくるのだそう。速水御舟『翠苔緑芝』の猫がモチーフにあしらわれ、作品のはがきもセットになっています。

Information
山種美術館
「花と鳥の万華鏡 ―春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥―」
2015年4月12日(日)まで
開館時間 | 10:00〜17:00 ※入館は16:30まで |
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休館日 | 月曜日 |
入館料 | 一般: 1000円(800円) 大高生: 800円(700円) 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料 ※きもの割引: 会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金 |
場所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |



郷さくら美術館
「第3回 桜花賞展」
5月10日(日)まで
開館時間 | 10:00〜18:00 ※入館は17:30まで ※7月26日〜9月27日の金曜日は21:00まで |
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休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館・火曜日休館 |
入館料 | 一般: 500円 シニア(70歳以上): 400円 大学生・高校生: 300円 中学生: 100円 小学生無料(保護者の同伴必要) ※障害者手帳ご提示で上記該当料金の半額 ※いずれも消費税込み |
場所 | 東京都目黒区上目黒1-7-13 |
電話 | 03-3496-1771 |

