放送内容

2014年11月28日 初回放送

 
#157

スイスアルプスの奇才「フェルディナント・ホドラー展」〜生命の「リズム」を描く 不思議世界〜

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スイスの国民的画家・ホドラー 40年振りの大回顧展!

今回は、日本・スイス国交樹立150年を記念して国立西洋美術館で開催されている、スイスの国民的画家「フェルディナント・ホドラー展」をぶらぶら。なんと40年振りの大回顧展。50スイスフランの紙幣の図柄にもなった、あの「木を伐る人」や、100スイスフランの図柄、「草を苅る人」も登場します。
似たような形態のものを反復させる『パラレリズム』という独自の理論を生み出し、発展させたホドラー。女性達が踊る姿を描いた作品は、「リトミック」など、当時の前衛的な舞踏にも影響を与えました。晩年は、愛する人が死にゆく姿を120点を超える素描に描きとめ、まるでドキュメンタリーフィルムのように残しています。数々の日本初公開作を中心に晩年の大作までを鑑賞、ホドラーの人生と独特で不思議な世界観を堪能します。

今回のPick up!フェルディナント・ホドラー「昼V」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

スイスではお札にもその絵が使われていたという国民的画家・ホドラー。「美しいリズム」という意味の『オイリュトミー』という作品の前では、時が止まったかのような瞬間を味わいました。死へ向かう人々を描いたそうですが、美しい律動が確かにそこに存在しているようでした。

今回のおすすめミュージアムグッズ

リコラ・スイスミニハーブキャンディー

1924年、スイス、ライン川河畔のラウフェン市で誕生し、アルプスの山々で育った原料を使っているハーブキャンディーの老舗、リコラ。「ホドラー展」とコラボで、20種類のハーブエキスをブレンドして作ったオリジナルです。

 

Information

国立西洋美術館
日本・スイス国交樹立150周年記念
フェルディナント・ホドラー展

2015年1月12日(月・祝)まで

開館時間 9:30〜17:30
※金曜日は20:00まで
※入館は閉室の30分前まで
休館日 月曜日
※ただし、2015年1月12日は開館(翌火曜日は休館)
※12月28日〜1月1日
観覧料 一般: 1,600円 (1,400円)
大学生: 1,200円 (1,000円)
高校生: 800円 (600円)
※中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳ご提示)
場所 東京都台東区上野公園7番7号
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)

2k540 AKI-OKA ARTISAN

場所 東京都台東区上野5-9
(山手線 秋葉原駅と御徒町駅間の高架下)

桐屋田中2k540店

営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日
場所 東京都台東区上野5-9-17-P2
電話 03-6806-0133

2mOa

営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日 ・ 第2火曜日
場所 東京都台東区上野5-9-20-M2
電話 03-6803-2408
 

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