放送内容

2014年10月31日 初回放送

 
#154

建物の博物館・江戸東京たてもの園
〜三井家の邸宅、二・二六事件の現場からジブリ映画の秘密まで!〜

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「たてもの」から読み解き 楽しむ歴史と文化

今回は、江戸時代から昭和にいたるまでの文化的にも歴史的にも価値の高い建造物30棟が移築・展示されている「江戸東京たてもの園」へ!
三井家の邸宅では、日本で最古と言われるシャンデリアなど、当時の栄華がしのばれる品々に遭遇。20代総理大臣・高橋是清の邸宅では二・二六事件で是清が暗殺された歴史的現場も。そして、ノスタルジーたっぷりの下町エリアでは、ジブリ映画のモデルになった文具屋も拝見。
さらに、今話題の「ジブリの立体建造物展」をぶらぶら。「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」を再現した約3メートルもの模型や、「アルプスの少女ハイジ」のジオラマなど、スタジオジブリ作品おなじみの印象的な建物のミニチュアやスケッチなど約400点が展示されています。制作のエピソードなども伺いながら、ジブリ映画のこだわりを解き明かします!

今回のPick up! 江戸東京たてもの園 昭和2年建築 武居三省堂(文具店)

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

財閥や政治家の邸宅が、解体され運ばれ、当時そのままに建つ姿は、まさに家々の博物館。中にも上がれて、お家にお邪魔しているかの様な気持ちに。ジブリの立体建造物展では、「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋の全貌を知ることができて、大満足でした。

今回のおすすめミュージアムグッズ

えどまるキーホルダー

「えどまる」は、江戸東京たてもの園のマスコット。スタジオジブリの宮崎駿さんが、緑豊かな野外博物館のマスコットにふさわしい色をイメージして「虫」をテーマにデザインした、かわいいキャラクターです。

 

Information

江戸東京たてもの園
「ジブリの立体建造物展」

江戸東京たてもの園展示室
2014年12月14日(日)まで

開園時間 10月〜3月: 午前9時30分〜午後4時30分
4月〜9月: 午前9時30分〜午後5時30分
※入園は閉園時刻の30分前まで
休園日 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
年末年始(12月28日〜1月4日)
入園料 一般: 400円(320円)
65歳以上: 200円(160円)
大学生(専修・各種含む): 320円(250円)
高校生・中学生[都外] : 200円(160円)
中学生[都内在学または在住]・小学生・未就学児童: 無料
※「ジブリの立体建造物展」は江戸東京たてもの園入園券にて観覧可
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付き添いの方2名無料
※都内の小・中・高校生とその引率者が教育活動として観覧する場合は、無料 (事前承認必要)
※毎月第3土曜日と、それに連続する日曜日(家族ふれあいの日)は、 都内在住で18歳未満の子を同伴する保護者は観覧料半額
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方無料(年齢を証明できるものが必要)
場所 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
電話 042-388-3300(代表)
 

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