放送内容

2014年8月29日放送

 
#148

国立新美術館「オルセー美術館展 印象派の誕生」〜モネ・ルノワール・ミレー 至高の名画と、マネの“世界一有名な少年”〜

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挑戦者・マネの生涯に思いを馳せる

今回は、国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展 印象派の誕生」へ。“印象派の殿堂”パリ・オルセー美術館からモネ、ルノワール、ドガ、シスレーといった印象派の立役者となった画家たちの名作がやって来ました。そして、印象派の画家たちが師と仰いだ、エドゥワール・マネの貴重な作品が一挙11点も来日!代表作「笛を吹く少年」をはじめ、あくまで革新的な表現を追い求め、サロンに挑み続けたマネの人生に迫ります。
さらには、印象派誕生の少し前に活躍したバルビゾン派の画家、ミレーの傑作「晩鐘」や、印象派が対抗したアカデミスム絵画の名品まで展示され、伝統と革新が交錯した19世紀フランス美術を一望出来る豪華なラインナップです。

今回のPick up! エドゥアール・マネ「ロシュフォールの逃亡」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

筆の跡を残す、独特なタッチで描かれることが多い印象派。しかし、手法だけでなく、それまでの絵画の常識であった宗教・神話画から離れ、日常の風景を描くこと自体が、画家たちにとって、ひとつの戦いだったのだと知りました。

今回のおすすめミュージアムグッズ

京ごころん

京都銘菓「おたべ」が、オルセー美術館展とコラボしたオリジナルクッキー。和のやさしい味わいとフランス・ゲランド地方の天然ミネラル分を含んだ海塩がマッチしています。パッケージには、日本初公開で話題のモネ「草上の昼食」、マネ「笛を吹く少年」、ミレー「晩鐘」の3作品の絵柄がプリントされているので、お土産にもぴったり。

 

Information

国立新美術館 企画展示室2E
オルセー美術館展  印象派の誕生 ―描くことの自由―

2014年10月20日(月)まで

開館時間 10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
※金、土曜日は20:00まで
※10月12日(日)以降は毎日20:00まで
休館日 毎週火曜日
※9月23日(火・祝)、10月14日(火)は開館、9月24日(水)は休館
観覧料 一般: 1,600円 (1,400円)
大学生: 1,200円 (1,000円)
高校生: 800円 (600円)
※中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名無料
場所 東京都港区六本木7-22-2
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
 

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