放送内容

2014年7月25日 初回放送

 
#145

ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展〜印象派と浮世絵の競演!
モネ「ラ・ジャポネーズ」から「睡蓮」まで〜

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日本美術が西洋絵画に及ぼした影響が楽しくわかる!

今回は世田谷美術館をぶらぶら。19世紀後半、ヨーロッパで巻き起こった日本ブーム「ジャポニスム」。その名品45万点以上のコレクションを誇るボストン美術から、絵画、版画、工芸品など150点が世田谷美術館にやってきました。広重や歌麿の浮世絵とモネやゴッホらの絵画がならべて展示され、西洋の芸術家たちが日本の美術に何を見出し、どのように新たな美を生み出していったのかが見えてくる展覧会です。日本美術が西洋に与えたインパクト「ジャポニスム」、数々の名画でその真髄に迫ります。

今回のPick up ゴッホ「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン婦人」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

蔦の絡まるようなアールヌーボーは、日本の着物の柄の型紙から影響を受けていたのですね!遠い国への憧れ、目新しいものの賛美、ジャポニズムに傾倒する理由はいくらでも見つかりそうですが、西洋の画家たちの心をとらえたのは、日本人の自然との向き合い方のようですね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

ルピシア紅茶

世界の紅茶・緑茶専門店ルピシアが、この「ジャポニスム展」開催を記念して作った2つのオリジナルティー。赤と金糸の着物を思わせるサフラワーとマリーゴールドの花びらと、あられをブレンドし東西の文化の出会いを表現した「ラ・ジャポネーズ」。そして、モネが愛したジヴェルニーの庭園をイメージして、日本茶にフランスの果実ミラベルと和のサクランボ、王林の香りを乗せた「睡蓮」。
ご自宅でこんな素敵なお茶を楽しみながら、展覧会で鑑賞した名画の余韻にひたってみては?

 

Information

世田谷美術館
ボストン美術館−華麗なるジャポニスム展

2014年9月15日(月・祝)まで

開館時間 10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日 毎週月曜日
※9月15日(月・祝)は開館
観覧料 一般: 1500円 (1300)円
大高生: 900円 (700)円
中小生: 500円 (300)円
65歳以上: 1200円 (1000)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者の方は当日500円、団体300円
※大高中小生の障害者の方無料。介助の方1名無料(手帳提示)
場所 東京都世田谷区砧公園1-2
電話 03-3415-6011

二子玉川公園「帰真園」

開館時間 9:00〜17:00(3月〜10月)
9:00〜16:30(11月〜2月)
休園日 毎週火曜日、及び年末年始
入園料 無料
場所 東京都世田谷区玉川一丁目16-1
電話 03-3700-2735(二子玉川公園ビジターセンター)
 

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