放送内容

2014年4月25日 初回放送

 
#137

塚市美術館「石田徹也展-ノート、夢のしるし」 〜現代社会を描いた夭折の画家、その不思議世界〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同時代を生きた画家・石田徹也の足跡

今回は平塚市美術館「石田徹也展」へ。2005年、踏切事故で31歳の若さで亡くなった画家・石田徹也。自分の分身である絵の主人公が飛行機やSLなどに合体、現代社会をユーモアで包んで風刺する作風で知られます。この展覧会ではごく初期の作品から、亡くなった時にイーゼルに掛かっていた絵まで108点を展示しています。さらに、アイディアノートやスケッチブックなども公開され、作品と合わせて見ることで石田の試行錯誤の跡をたどることも。ぶらぶらでは、石田作品を「自分の分身」「ギャグ」「子供」「水」などのキーワードを元に読み解いていきます。石田徹也、生きていれば41歳…。同年代のおぎやはぎは、そしてみなさんは、彼の絵から何を感じるでしょうか?

今回のPick UP!石田徹也「使われなくなったビルの社員のイス」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

作家さんの発想の源はどこなのか。石田徹也さんの作品とともに並べられたノートから、そんな疑問の答えを探すのが楽しかったです。画家に限らず、「なんでもあり」な夢から着想を得るアーティストは多いのでしょうね。

今回のおすすめミュージアムグッズ

図録 石田徹也ノート

石田徹也のアイディアノートに残されたイラストや言葉を採録。彼の発想の源、ユーモア、夢、そして苦悩まで詰まった一冊。全国の公立美術館が加盟している団体「美術館連絡協議会」が選ぶ2013年「最優カタログ賞」を受賞したこの書籍は、「石田ワールド」案内の決定版と言えるかも。

 

Information

平塚市美術館
「石田徹也展-ノート、夢のしるし」

2014年6月15日(日)まで

開館時間 9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
※月曜日が祝日・国民の休日の場合は開館し翌日休館、振替休日の場合は開館
※年末年始(12月29日〜1月3日)
観覧料 一般: 800円(640円)
高大生: 500円(400円)
※()内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳の交付をうけた方と付添1名は無料
※65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
場所 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
電話 0463-35-2111

旧横浜ゴム平塚製造所記念館

開館時間 9:00〜21:30
休館日 毎週月曜日
※休日に当たる場合は、その後直近の平日
※年末年始
入館料 無料
場所 平塚市浅間町1-1
電話 0463-35-7114
 

▲ページトップへ戻る