放送内容

2014年3月14日放送

 
#131

練馬区立美術館「野口哲哉の武者分類図鑑」〜世界が注目!不思議で愉快な侍ワールド〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

独自の武者造形〜現代美術家・野口哲哉の世界

今回は、現代美術家・野口哲哉さんの展覧会をご本人による解説で楽しむ、ぜいたくなぶらぶらです!
合成樹脂やプラスチックなど、現代の素材を駆使して作られる「古びた姿の鎧武者」。驚くほど精巧な鎧や兜は全て、史実と知識とに基づいて制作されています。自ら生み出した侍達に、現代風のユニークなアレンジや架空の物語を加え、独自の武者世界を造り出す野口さん。今回は、代表作「シャネル侍」シリーズを始め、過去に手掛けたほぼ全作品約90点に加え、発想の原点となった古今の美術作品や甲冑などもあわせて展示されています。歴史好きも、美術好きも楽しめる、遊び心いっぱいの展覧会です。

今回のPIck up! 野口哲也「Shoulder bag and Sneaker and SAMURAI」

※クリックすると、大きな画像が開きます。

 
高橋マリ子のラブ♥ラブ♥美術・博物館

「武者震い」は侍が戦う前に興奮で震える良い緊張感をいいますが、野口さんの作品を見ていると、正に武者震い、わくわくして鳥肌が立ちます。ウサギの耳やカニなどのふざけた兜が戦国の世に実在したというリアリティーと、野口さんが作り上げた侍のフェイクな歴史が混ざり合う世界で、始終興奮状態でした。

今回のおすすめミュージアムグッズ

極上鉛人型合金

今回の展覧会の為に野口さんが原型を作ったホバリングマンとロケットマンの精密人形です。さらに、その一つ一つに野口さん自身が手作業で色を付けた「黒鉄古様彩色品」。作家本人の手による限定品ですので張貴重なグッズです。

 

Information

練馬区立美術館
野口哲哉の武者分類(むしゃぶるい)図鑑

2014年4月6日(日)まで

開館時間 10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日(月曜が祝休日の際はその翌日)
観覧料 一般: 500円(300円)
高・大学生: 300円(200円)
65歳から74歳: 300円
中学生以下、75歳以上 無料
※()内は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方(一般)250円・(高大生)150円
※無料、割引の方は確認できるものをご提示ください
場所 東京都練馬区貫井1丁目36番16号
電話 03-3577-1821

石神井公園

場所 東京都練馬区石神井台1-26-1
電話 03-3996-3950(石神井公園サービスセンター)
 

▲ページトップへ戻る