2013年11月1日放送
#120 | 東京国立博物館特別展「京都−洛中洛外図と障壁画の美」 〜400年前の京都にタイムスリップ!?洛中洛外図屏風から読み解く京の賑わい〜 |





東京・上野に京都がやってきた!
今回は特別展「京都−洛中洛外図と障壁画の美」を開催中の東京国立博物館をぶらぶら!
この展覧会のキャッチフレーズは「京都でも見ることのできない京都」!普段は公開されてい作品や、アメリカの美術館から初めて日本に里帰りする作品など、盛りだくさん。中でも注目は「洛中洛外図屏風」。京都の景観を高い視点から見下ろす構図で、京に住んでいた様々な階層の人々の生活をいきいきと描いています。数ある「洛中洛外図屏風」の中でも、国宝・重文に指定されている7件すべてが一堂に会する貴重な展覧会です。織田信長が上杉謙信に贈った、国宝・洛中洛外図屏風上杉本には、信長の天下統一のための深〜い思惑があった…?
知れば知るほど面白い洛中洛外図屏風!さらに、会場には二条城の黒書院を完全再現!一の間、二の間の襖を全69面、大広間の15面を大公開です。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

「洛中洛外図屏風」は圧巻でした。人物が2000人以上も描かれている舟木本。その人物ひとりひとりの性格までわかりそうなほど、細かくいきいきと表現されているんですね。まるで映画やドラマを見ているみたいで、何時間も見ていてもあきないですよ♪
展覧会カタログ
国宝・重要文化財指定の「洛中洛外図屏風」全7件の全図がついたセットで、箱に入った豪華な仕様!二条城の84面の障壁画、御所を飾っていた障壁画の数々や龍安寺の散逸していた襖絵、静謐な石庭の四季も迫力ある画像で掲載されています。さらに「洛中洛図屏風」は描かれる都の人びとの表情まで手に取るようにわかるほどに拡大されているので、展覧会で気がつかなかった新たな発見があるかも。

Information
東京国立博物館 平成館
特別展 京都
−洛中洛外図と障壁画の美
2013年12月1日(日)まで (会期中展示替えあり)
開館時間 | 9:30〜17:00 ※金曜日と11月2日(土)、11月3日(日)は20:00まで ※11月4日(月・休)は18:00まで ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 月曜日 ※11月4日(月・休)は開館、11月5日(火)は休館 |
観覧料 | 一般: 1,500円 (1,200円) 大学生: 1,200円 (900円) 高校生: 900円 (600円) ※()内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料 ※障がい者とその介護者1名は無料 入館の際に障がい者手帳などをご提示ください |
場所 | 東京都台東区上野公園13-9 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |


