2013年10月25日放送
#119 | 国宝 興福寺仏頭展 & ミケランジェロ展 〜上野で今、見たい!白鳳文化とルネサンスの至宝〜 |





イタリアの至宝と日本の国宝
今回は上野で開催されている2つの展覧会をぶらぶら。
東京藝大大学美術館「国宝興福寺仏頭展」では“白鳳の貴公子”と呼ばれる国宝の謎多き仏頭を、現地の興福寺でも見られない、360度の全方位からじっくりと拝見!穏やかな表情とは対照的な、深い傷跡から仏頭が辿った数奇な運命を伺います。仏頭を取り巻く国宝の十二神将像の迫力ある姿に秘められた歴史的背景と、おすすめの鑑賞法も紹介。
続いて、国立西洋美術館の「ミケランジェロ展 天才の軌跡」へ。“神のごとき芸術家”と讃えられたミケランジェロが、15歳の時に造った彫刻作品が初来日!そこには、当時の常識を覆したミケランジェロ少年の驚きの発想が。芸術の革命者・ミケランジェロの軌跡をぶらぶら流に解説します。

※クリックすると、大きな画像が開きます。

今までも、ぶらぶらで幾つもの仏像彫刻を見て来ましたけど、今回の興福寺の十二神将像は圧巻でした!しかも迫力ある正面の姿だけでなく、ちょっとコミカルな後ろ姿まで見ることが出来て、貴重な機会でした♪
めがね拭き
ミケランジェロ展オリジナルのメガネ拭き。
「階段の聖母」「レダの頭部習作」「食べ物のスケッチと3種のメニュー」の展示作品3点と、システィーナ礼拝堂の写真の計4種が作成されています。人気ナンバー1は、システィーナ礼拝堂。2位はなんと意外にも「階段の聖母」を抑えて「食べ物のスケッチと3種のメニュー」なんだとか。やはり聖母でメガネを拭くのは気が引けるのでしょうか…。

Information
東京国立西洋美術館
システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡
2013年11月17日(日)まで
開館時間 | 9:30〜17:00 毎週金曜日:9:30〜18:00 ※11月2日(土)及び11月3日(日)は夜8時まで開館 ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 月曜日 ※但し、11月4日は開館、翌火曜日休館 |
入館料 | 一般: 1,400円(1,200円) 大学生: 1,200円(1,000円) 高校生: 700円(600円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料。 ※心身に障害のある方および付添者1名は無料 (入館の際に障害者手帳を提示) |
場所 | 東京都台東区上野公園7-7 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |


東京藝術大学大学美術館
興福寺創建1300年記念 国宝 興福寺仏頭展
2013年11月24日(日)まで
開館時間 | 10:00〜17:00 ※入館は16:30まで |
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休館日 | 毎週月曜日 ※但し、11月4日(月)は開館、11月5日(火)は休館 |
観覧料 | 一般: 1,500円(1,200円) 高校・大学生: 1,000円(700円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料 ※団体観覧者20名につき1名の引率者は無料 ※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料 |
場所 | 東京都台東区上野公園12-8 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |

