2013年7月16日放送
#110 | サントリー美術館「生誕250周年 谷文晁」展〜この絵師、何者 !? 江戸の巨匠の集大成〜 |





超売れっ子絵師!谷文晁の魅力とは
今回は、現在東京ミッドタウンで開催されている2つの展覧会をぶらぶら。
まずは「日本のグラフィックデザイン2013」展へ。日本デザイナー協会が開催する展覧会で、昨年1年間に応募のあった作品のうち優れた300点を展示しています。そして、絵師・谷文晁の生誕250周年を記念してサントリー美術館で開催中の「谷文晁展」へ。谷文晁は、中国画・水墨画・西洋画など、同じ人物が描いたとは思えないほど、さまざまな技法を操り、当時江戸では文晁を知らぬ人はいない超売れっ子絵師でした。でも、なぜ今あまり知られていないのでしょうか?その画業をたどりながら、谷文晁の人生と魅力とを紐解きます。

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文晁最晩年の作という、墨で描かれた富士山の絵が一番好きでした。色々な作風の作品を残した文晁ですが、真っ白な中に墨で描かれたこの富士山は、シンプルだからこその迫力があって、とっても引き込まれました。
オリジナルiPhoneカバー
この展覧会オリジナルのiPhone5用iPhoneカバー。
谷文晁筆「石山寺縁起絵巻」巻七に描かれた嵐の場面をモチーフに、ダイナミックな波をデザインしたものと、「貝尽蒔絵料紙箱」をモチーフにした、黒地に貝模様が映える美しいデザインの2種類です。

Information
サントリー美術館
「生誕250周年 谷文晁」展
2013年8月25日(日)まで
開館時間 | 10:00〜18:00 (金・土は10:00〜20:00) ※最終入館は17:30まで |
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休館日 | 毎週火曜日 ※8月13日(火)は開館 |
入館料 |
一般: 1,300円(1,200円) 大高生: 1,000円(900円) 中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金。 |
場所 | 港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 |
電話 | 03-3479-8600 |


東京ミッドタウン・デザインハブ第40回企画展
「日本のグラフィックデザイン2013」
2013年8月4日(日)まで
開館時間 | 11:00〜19:00 |
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休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
場所 | 東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F) |
電話 | 03-5770-7509 (日本グラフィックデザイナー協会) |

