サッカー青山敏弘

優勝の行方が、最終節までもつれた今年のJリーグ。
サンフレッチェ広島の優勝争いに大きく貢献したのが
青山敏弘選手、27歳。
今年、プロ10年目にして日本代表に初選出。
世界の舞台で強い輝きを放ちました。

ボランチを務める彼の魅力はゴールに直結するパス。
さらにチャンスがあれば、自らシュート。
強烈なキック力でゴールを狙います。

青山選手がサッカーと出会ったのは小学1年生のとき。
努力を重ねた彼は次第に、周囲からも注目される選手に成長します。
そして、北京オリンピック予選では日本代表に選出。
予選突破の原動力となりました。

しかし翌年の北京オリンピック。
そのピッチに彼の姿はありませんでした。
大会前の怪我が響き、メンバーから落選。
同世代の活躍を日本から見ていました。

あの悔しさから5年。
今では本田選手や香川選手などと共に
日本代表に名を連ねるまでに成長を遂げています。