#191 2016年2月28日 放送
これまでの放送
サッカー中島翔哉
6大会連続でのオリンピック出場を決めた
U-23サッカー日本代表。
彼らは日本サッカー因縁の地、ドーハで新たな歴史を刻みました。
しかし、ここまでの道のりは順風満帆ではありませんでした。
大会前はアジアベスト8の壁に何度も跳ね返されたことから
「勝てない世代」と揶揄されたのです。
批判を力に変え、1試合ごとに力をつけてきた彼ら。
6戦全勝という結果で、オリンピックの出場権を勝ち取り
下馬評を覆しました。
オリンピック出場の立役者、U-23 の背番号10番。
中島翔哉選手、21歳。
身長はチームで最も低い164センチ。
彼はその小さな体で大きな仕事をやってのけたのです。
アジア最終予選では6試合中5試合に先発出場。
延長戦にまでもつれ込んだ準々決勝のイラン戦では
2ゴールの大活躍、大会MVPにも輝きました。
練習量に裏打ちされた自信、
サッカーに対する純粋な思い。
時に「ビッグマウス」と誤解を招く、強い言葉も口にしました。
「メッシもバロンドールも通過点」
「俺にボールをくれれば勝てる」
怖いもの知らずの強気な発言。
それは、自分を奮い立たせるための言葉でもありました。