サッカー清武弘嗣

去年8月、鮮烈な代表デビューを飾った清武弘嗣選手。
前半36分から途中出場すると、本田選手、香川選手のゴールをアシスト。
そのパスセンスに誰もが賞賛の声をあげました。
今年7月にはドイツのFCニュルンベルクに移籍。
ここまで全試合にスタメン出場と早くもチームの中心的存在に。
ドイツでも、その才能は光り輝いています。

大分県大分市で育った清武選手。
小学生のときからその非凡な才能を見せつけていましたが、悩んだのは小柄な体格。
体格を体力強化でカバーしようと、中学2年のときに大分トリニータのジュニアユースに入団。
チーム全員がJリーガーを目指すという厳しい環境にあえて身を投じます。
高校2年生でトップチームに昇格。2008年、18歳でJリーグデビューを果たすと2年目には
レギュラーに抜擢。努力は着実に実を結んでいったのです。

現在ドイツでプレー。移籍1年目から活躍する清武選手を地元メディアは
「ニュルンベルクの香川」と報じました。
セレッソ大阪でチームメイトだった二人。香川選手が昨シーズンまでドイツでプレーしていた
こともあり、早くも同様の期待を寄せられている様子。

2年後のワールドカップでは間違いなくチームの中心に。
そのための今。
清武選手はドイツの厳しい環境で、自分を磨き続けています。