#133
初回放送:2026年5月5日(火)22:00〜22:54
キャスト
ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)
ゴードン・ブキャナン / 大井津 海里(ネクシード)
リチャード・サテケ / 阿部 竜一(ネクシード)
放送内容
ゴードンが9ヵ月ぶりにツワル保護区に戻ってきました。サバンナの子供たちが自立に必要な能力を身につけたかどうかを確かめます。今回もリチャードの協力を得てサバンナと子供たちの居場所を探します。
早速、小さな木の下でそろって休んでいるところを見つけました。子供たちはすっかり大きくなっていました。チーターの子供は1歳半ほどで独立します。サバンナの子供たちは立派に成長していましたが生きていくのに必要なさまざまな能力を身につけているでしょうか。特に重要なのは狩猟能力です。基本的には強い本能が備わっていますが優れた捕食者になるには母親の教育が欠かせません。9ヵ月前はサバンナがひとりで狩りに出ていましたが今回は子供たちも一緒に狩りを始めました。
アフリカ各地では農地が拡大しチーターの生息地が奪われています。その影響は計り知れず個体数は減り続けています。カラハリでは畜産が盛んで、牛やヤギ、羊が飼育されていました。家畜は捕食動物を引き寄せるので周辺に住むチーターが農場に侵入するようになり人間との衝突を招いてしまいました。農家との衝突だけでなく、生息地の草を家畜が食べてしまうことで自然の獲物がいなくなってしまったことも個体数減少の理由です。さらにチーターの生息地の9割が人間の活動によって奪われており、それこそがチーターにとっての最大の脅威です。
手つかずの自然のように見えるツワル保護区ですが常にこの状態だったわけではありません。80年間、農地として使われていた土地を90年代にイギリスの実業家が購入し再野生化して保護区として生まれ変わらせたのです。約千平方キロメートルの保護区ですが、敷地全体が柵で囲まれているためチーターなどの捕食者が近隣の農場に侵入するのを防げています。