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#95

初回放送:2024年11月5日(火)22:00〜22:54

キャスト

ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)

ベック / 中嶋 美風雪(ケンユウオフィス)
ジェイミー / 田端 美保(プランダス)
カリーナ / いしかわ ひとみ(ケンユウオフィス)
ジョー / 春宮 のどか(プランダス)
フィル / 黒田 浩一(ステイラック)
ディオンヌ / 橋爪 千明(ネクシード)
ロビン / 篠沢 奈穂(ネクシード)

放送内容

ブリスベンは豪雨で水浸しとなり病院に患者が殺到しています。道路が冠水しているため病院まで出てこられるスタッフも限られてしまい、出勤しているスタッフは半分なのに患者は2倍に膨れ上がっています。
患者の中で群を抜いて多い動物はカメです。カメは雨が平気だと思われがちですが程度問題で、これほどの豪雨だと濁流に流され思わぬ所に打ち上げられるのです。看護師のニックは休日返上でカメの救助にあたりました。排水口から9匹を救助し大半はそのまま湖に返しましたが軽傷の子ばかりではありません。車に轢かれた様子のカメは甲羅の一部が割れていました。
ケガをしたカンガルーが立ち往生しているとの通報を受けて救助員が出動すると、多くのカンガルーが集合していました。エサ場が水没して皆で高台へと逃げてきたようです。この中からケガをした子を見つけるためには慎重に近づかなければなりません。カンガルーはストレスを受けやすく、パニックを起こして飛び跳ねれば筋肉を損傷し命を落とす可能性があります。体が大きく力も強いカンガルーの群れに接近するのは人間にとってもリスクの高い行為です。
次の患者は、「クァッカーズ」と名付けられたタテガミガンです。水位が上がり流れも速くなったため、泳いでいるうちに家族とはぐれてしまったようです。見るからに健康そうですが調べておくに越したことはありません。念のため全身をチェックしてX線検査を行います。するとこの日、最も手のかからない患者に思われたクァッカーズには隠れた問題がありました。

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