#78
初回放送:2024年4月7日(日)22:00〜22:54
キャスト
ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)
ブリー・タルボット / 田中 奏多(ケンユウオフィス)
ヘイリー・ファーリー / 大﨑 陽香(ネクシード)
カタリーナ・フォッシー / 花東 あず咲(プランダス)
オリー・ピット / 宮白 桃子(ステイラック)
放送内容
車と衝突したワライカワセミが運ばれてきました。病院では受け入れた動物すべてに名前をつけており「ダリル」と命名されます。診察の結果、ダリルは翼の骨が折れていることが分かり手術をすることになりました。骨折箇所にワイヤーを挿入し、数本の金属ピンで固定するという技術を要する難しい手術です。ブリーは確実な方法で進めていきます。
親を亡くし保護団体に育てられてきた8匹の若いオオコウモリが巣立ちの時を迎えようとしています。保護団体のボランティアがマイクロチップを装着するためにやって来ました。オオコウモリは50種を越える自生植物の受粉に大きな役割を果たしています。絶滅の危険性が高く、法律でも保護されているコウモリは出来る限り手を差し伸べてやらねばなりません。
気温が下がってきたバイロン・ベイでは冬眠に備えるヘビの姿をよく見かけます。トウホクカーペットニシキヘビは無毒のヘビで、森だけでなく郊外の住宅の屋根に潜んでいることも少なくありません。この日は近くの裏庭でケガをしていた赤ちゃんヘビが運ばれてきました。「クラスキット」と名付けられた赤ちゃんヘビはネコに噛まれており、ペットの歯から多くの細菌が体内に入り害を及ぼす恐れがありました。
海鳥レスキュー隊が運び込んで来たギンカモメの「キャプテン・フック」は釣り針が鼻を貫通しています。地元の人たちがフライドポテトをエサにやっと捕まえ連れてきました。雑食性で「海岸の掃除屋」として知られるギンカモメは都市の環境にうまく適応して生きていますが、放置された釣り針や釣り糸は大きな脅威となっています。