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#37

初回放送:2022年6月19日(日)22:00〜22:54

キャスト

ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)

ロメイン / 裕   樹(ネクシード)
リアム / 中西 正樹(ケンユウオフィス)
エイプリル / 米倉希代子(ネクシード)
ファニータ / 馬場 菜緒(ネクシード)
カニーズ / 竹永 仁美(ネクシード)
カリス / 古木 海帆(プランダス)
セーラ / 大﨑 陽香(ネクシード)

放送内容

野生生物レスキューセンターのスタッフにとって春の訪れが意味することは、ただひとつ。24時間体制の手厚いケアが必要な親を亡くした動物が押し寄せてくるのです。鳥のヒナを始め、子リスや、子鹿…カワウソ、アザラシの赤ちゃんまで、様々な顔ぶれが揃います。大型哺乳類のセクションも準備に余念がありません。キツネの出産シーズンは大忙しになるのです。
スコットランドの野生動物は、雄大な山々や森、湖だけでなく、1万キロを超える海岸線にもあふれています。ここには、海鳥の大群や様々な海洋哺乳類が集結。イルカやシャチなどもひしめいているのです。中でもハイイロアザラシにとっては理想的な環境で、全世界の3分の1にあたる個体群がこの海域で繁殖しています。このため、センターに保護されるものも少なくありません。ハイイロアザラシの保護数は、年間およそ100頭。産毛に覆われた生まれたての赤ちゃんから、毛が生え替わり始めた子供まで様々が集まります。
大型哺乳類の飼育棟では、キツネの「ソロ」が順調に育っています。今はまだ1匹だけですが、子ギツネが増えてくるのはこれからです。唯一の飼育経験者であるエイプリルは、焦りを感じています。
子ギツネのソロが、センターに保護されて1ヵ月。エイプリルが予想していた通り、仲間が一気に増えています。哺乳類の飼育棟が、あっという間に子ギツネの鳴き声でいっぱいになっちゃうんです。現在、センターには様々な年齢のキツネが20匹ほど収容されています。飼育方法を指導するエイプリルは、大忙しです。

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