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#29

初回放送:2022年4月24日(日)22:00〜22:54

キャスト

ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)

ジョニー / 中西 正樹(ケンユウオフィス)
ロメイン / 裕   樹(ネクシード)
ロレイン / 古木 海帆(プランダス)
コリン / 石黒 史剛(ケンユウオフィス)
ニコラ / 大﨑 陽香(ネクシード)
シーラ / 竹永 仁美(ネクシード)
エイプリル / 米倉希代子(ネクシード)

放送内容

この日、センターにやって来たのがこちら。生後6週間のマツテンの赤ちゃんです。その愛くるしい姿に、ジョニーの頬も緩みます。
センターに保護される鳥は、毎年数千羽。ハトからワシまで種類も様々です。あまりの可愛らしさに、スタッフの心を奪うものも少なくありません。この日やって来たのは、民家の窓にぶつかって保護されたキツツキのヒナ「ローワン」です。鳥類の主任ロレインが、世話にあたります。
所長のコリンが、スコットランド北西部のインバネスへ出向いて引き取ってきたのは、2匹目となるマツテンの赤ちゃんです。センターには、さらにもう1匹赤ちゃんが持ち込まれ、マツテンは3匹になりました。マツテンの赤ちゃんに与えられるのは、子犬用のミルクです。体重は問題なく計れましたが、授乳はそう簡単にはいきません。野生動物には、時間をかけて、なだめすかすことが必要な場合もあるのです。保護されたマツテンは皆、樹木にちなんだ名前が付けられています。ニコラは、この子を「ジュニパー」と名付けました。
南はイングランドとの境界付近から、北はシェトランド諸島まで、スコットランドの川や湖、海岸には、カワウソが生息しています。ひっそりと静かに暮らす彼らは人間を警戒し、辺りが暗くならなければ、巣穴から出てこようとしません。センターでは毎年、20頭近いカワウソを保護しています。親とはぐれてしまった子や、悪天候でエサが捕れず栄養失調に陥った子もいれば、ケガを負って運び込まれてくる子も少なくありません。

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