放送内容

#84

2024年5月19日(日)22:00〜22:54

キャスト

ナレーター(N) / ちふゆ(ネクシード)

ブリー・タルボット / 田中 奏多(ケンユウオフィス)
シャンタル・ホイッテン / 花東あず咲(プランダス)
ヘイリー・ファーリー / 大﨑 陽香(ネクシード)
ルイーズ・ナポリ / 宮白 桃子(ステイラック)
ラリー・ボーゲルネスト / 槙野  旦(ネクシード)

放送内容

オオカンガルーの赤ちゃん「サンディ」は独りぼっちで道路にいたところを発見されました。母親が車にはねられ、衝撃でお腹の袋から飛び出てしまったようです。保護ボランティアが世話をしているときに気になる箇所を見つけました。人工飼育で育つカンガルーがかかりがちな病気があり、悪化の一途をたどれば体調が急変して命を落としてしまうこともあるため、しっかりと全体をチェックします。
フトアゴヒゲトカゲの「スモーグ」はここ数日、具合が悪そうで、みるみる元気がなくなったため病院に連れてこられました。フトアゴヒゲトカゲはストレスを受けたり、イライラしたり、怯えたりすると、防衛本能でアゴの下が黒くなります。スモーグは今ご機嫌ななめのようです。背中に傷があったため洗浄して抗生物質を投与します。ただ傷は治りかけのため、別にある不調の原因を突き止めなければなりません。まずは採血をして詳しく調べることにします。
高齢のハイガシラオオコウモリ「ルイ」が腫瘍の摘出手術を受けるためにやって来ました。ルイは22年ほど前、有刺鉄線に引っかかっていたところを保護されました。ケガが酷く野生に返すことは出来ませんでしたが、おとなしくて優しい性格だったため、生態系におけるコウモリの重要性を訴え、怖いイメージを覆す「エデュケーション・アニマル」として長年活躍してきました。飛膜にできた腫瘍はこのまま放置すれば大きくなり、さらに悪化してしまう恐れがあります。できるだけ快適に、ゆったりと余生を送ることが出来るように治療します。

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