「めざせ！愛車遍歴・お達者なかよし倶楽部！？」

「生ポルコ・ロッソだ〜！」と思わず感動の声を上げてしまったほどのシブイお声。幼稚園のときからこの声だったという森山さん。いったいどんな幼稚園生だったんでしょう・・・？その頃の森山さんにお会いしたくなりますよね。

私たちには、刑事コジャックや紅の豚など、名作の声優さんというイメージが強いですが、俳優さんとしてクルマのCMにもたくさん出演されていらっしゃるとのこと。「でもね、そのメーカー以外のクルマに乗っていたら怒られちゃった」とオチャメにお話しされる森山さん。こんな言い方したら失礼ですけど、いたずらっ子のようでしたよ〜（笑）。

森山さんは、ホントにクルマがお好きとのことで、車検を通さずに乗り換えるのが基本。どんどん新しいのに乗りたくなっちゃうんでしょうね。でもお話を伺っていると、かなりの飛ばし屋さんみたいですから、ご家族がご心配なさるのもうなずけます。
家族のために選んだという最近のクルマのラインアップを見ても、ちょっと走り系のクルマを選んでいらっしゃるんですよ。なんだかそんなところもいたずらっ子っぽくて憎めないなーと。もし自分にこんなおじいちゃんがいたら、超仲良しになれそうです。

そんな森山さんが最後に乗りたいと選ばれたメルセデスベンツSL。おぎやはぎのお二人も私も大好きなんです。収録日にもSL談義をしていました。「昨日の夜、竹岡さんのSLの原稿読んだけど、ホメホメだったよね〜。やっぱりいいよね、SLは」と、小木さん。「今すぐ乗りたいんだけど、やっぱりまだ早いと思うんだよね。だからあと10年、いや20年は乗るのはガマンした方がいいよ」と、矢作さん。私も60歳超えてから乗ってみたいクルマの1台として、ひそかに候補に入っていたりするんです。クルマの出来映えが素晴らしいので、お財布さえ許せばオーナーとして早く所有してみたい気持ちはありますけど、やっぱりSLはある程度年齢を重ねた方が似合うクルマだと思うので・・・。

矢作さんは「でもさ、オレたちが似合う年齢になった頃のSLって、どういう風になっているんだろうねぇ〜？」なんて心配していましたけど、きっと脈々と受け継がれてきたSLのエレガントさと快適な走りはそのまま進化し続けていくと思うので、期待は裏切られないと思いますよ〜。

まぁそんな感じで私たち、舞台裏でもいつもいつも、まぁ飽きもせずにクルマの話してるんですけど、たまに超盛り上がっちゃって話が終わらず、おぎやはぎさんの楽屋にお邪魔しちゃうこともあるんですよね。そんな楽屋でのお二人を見ていると「あぁ、この二人、ずっとこうやって仲良く歳を重ねていくんだろうなぁ〜」なんてシミジミ思っちゃったりして（笑）。高校生のときから四半世紀以上ずっと一緒。きっとステキなおじいちゃんになることでしょう（笑）。その時は、私も仲良しのおばあちゃんとして、是非お達者なかよし倶楽部に加えて欲しいものです。