水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレ懐かしの島 台湾 美食の都 台北から坂の町 九份へ

2016年1月7日 初回放送

今回は美食の都・台北から観光客に人気の坂の町・九份を巡ります。

©BS日テレ

©BS日テレ

台湾第一の都市、台北は周辺の市を含め、およそ700万人を抱えるエネルギッシュな街。
街の西側を流れる淡水河を利用した貿易の拠点として、その発展は始まりました。
日清戦争の後およそ半世紀にわたり、ここを拠点に日本による台湾統治が行われました。

©BS日テレ

©BS日テレ

龍山寺は278年の歴史をもつ、台北最古のお寺です。
1945年、アメリカ軍によって行われた台北大空襲でお寺はほぼ全壊しましたが、御本尊の観音菩薩像だけは無傷だったため、地元の人達は空襲のたびに、この観音様の台座の下に駆けつけ、難を逃れたといいます。

©BS日テレ

©BS日テレ

市内に17か所ある夜市は外食文化が盛んな台北の市民にとって欠かせない存在です。
ひときわ長い行列が出来ているのは胡椒餅のお店。豚肉に胡椒を十分に効かせた餡と、たっぷりのネギを生地で包み15分かけて焼きあげます。台湾料理は地元でとれる食材を使った家庭的で素朴な味わいが魅力です。

©BS日テレ

©BS日テレ

台北の下町、迪化街は19世紀から20世紀初頭にかけて台北一の賑わいを見せました。
ここで盛んに行われていたのが台湾の伝統芸能、布袋劇です。元々、中国福建省から伝わった布袋劇は、台湾で独自の発展を遂げました。チャンバラやお笑いの要素を取り入れた創作劇が大変な人気となり、今なお根強い人気を誇っています。

©BS日テレ

©BS日テレ

台北からおよそ40キロメートルに位置する九份は山の斜面に建物が密集する坂の町です。
清朝末期、ここで金鉱が発見されゴールドラッシュがおきました。多くの日本人が住み繁栄を極めましたが、やがて採掘される金が尽きると町は急速に廃れていきました。
世間から忘れ去られていた九份が再び脚光を浴びるようになったのはおよそ20年前。まるで時が止まったかのようなレトロな町並みが注目され
多くの観光客が訪れるようになったのです。
情緒ある石段は訪れる人たちをどこか懐かしくどこか妖しい不思議な世界に誘います。

▲ページトップへ

BS日テレ