水紀行ラインナップ
©BS日テレ©BS日テレアンデスの恵みを求めて マチュピチュからウユニ塩湖へ

2015年3月11日 初回放送

アンデス山脈…南アメリカ大陸の西側に沿って南北約7500キロ、幅約750キロにわたってそびえる世界最大の山脈です。その周辺には先住民の文化や謎に満ちた古代文明の遺跡、自然の景観が数多く存在します。今回はアンデス周辺の世界遺産や水の絶景を求めてペルーとボリビアを旅します。

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そのアンデスを舞台に15世紀から16世紀にインカ帝国の首都として栄えたペルーのクスコ。アルマス広場を中心にインカ時代の面影とスペイン統治時代の街並みが融合した旧市街は世界遺産に登録されています。
インカ時代の神殿の跡に建設された「カテドラル」は植民地時代を象徴する建物です。
「サント・ドミンゴ教会」はインカ帝国時代の「コリカンチャ」(太陽の神殿)の上に建てられた教会として知られています。
土台として残されたインカ時代の石組みは「カミソリの刃1枚も通さない」と言われる程見事で、数百年前のものとは思えない精巧さです。

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クスコからマチュピチュ遺跡に足を延ばします。
列車とバスを乗り継いておよそ3時間半。「空中都市」と呼ばれるマチュピチュは山の頂上にあるためスペイン人に発見されることなく、ほとんど無傷のまま残った数少ないインカの遺跡です。マチュピチュは歴史保護区として周囲の自然とともに1983年、世界遺産に登録されました。なぜこれほど険しい山の上に都市を築いたのか?など未だ多くの謎が残されています。

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クスコからチチカカ湖のあるプーノまでは南米随一といわれる豪華列車「アンディアン・エクスプローラー」でアンデスの高原を10時間かけて移動します。
到着するプーノはチチカカ湖畔の街です。
チチカカ湖はアンデス山脈のほぼ中央にある湖。標高は平均で3818m。
面積は琵琶湖の12倍でペルーとボリビアにまたがる大きな湖です。

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チチカカ湖にはプーノから船で30分ほどの位置にウロス島という島があります。
島といってもトトラと呼ばれる水生植物で作られた浮島の集合体で、そこではウロ族の子孫たちが暮らしています。彼らは古くはボリビアの山岳地帯にいた先住民で、インカ時代にはすでに湖面で暮らし始めていたそうです。

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ボリビアではアンデス誕生の地球の営みとともに生まれたウユニ塩湖を訪ねます。
そこには高低差がほとんどない見渡す限りの真っ白な世界が広がります。
この純白の絶景を求めて世界中から観光客が訪れています。
特に雨季には湖面に雨水が溜まり水面に様々な光景を映し出すことからウユニ塩湖は「天空の鏡」と呼ばれています。

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