ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第51回 パラバドミントン 豊田まみ子

2017年02月04日 放送

2020年東京パラリンピックから正式種目となるパラバドミントン。
世界大会優勝の経歴を持ち、東京でのメダル獲得も期待される24歳のヒロイン・豊田まみ子選手。世界で戦う彼女の武器は、細い体から繰り出されるスピード感溢れるスマッシュ。しかし2016年、大きなケガが彼女を襲った。試練に立ち向かい、夢を追う豊田選手の挑戦に迫った。

福岡県福岡市出身。生まれつき、左腕の肘から先がない豊田まみ子選手。その競技人生は、小学校4年生の頃、母が作ったバドミントンのジュニアスクールへの参加に始まる。中学でもバドミントン部でキャプテンをつとめ、練習に没頭。健常者の大会にこだわり続けてきた彼女がパラバトミントン挑戦を決意したのは、九州の強豪・精華女子高校に進学し、顧問・浜司先生に背中を押されてのことだった。初めて出場した大会で想像以上のレベルの高さを目の当たりにし、パラスポーツに対するためらいが一瞬で吹き飛んだという。
高校卒業後は、大学に通いながら社会人のバドミントンチームで練習。そして2013年、パラバドミントンの世界選手権に初出場し、見事、優勝。世界一の栄冠を勝ち取った。以来、国際大会では常に上位をキープ。現在は世界ランキング3位の実力だ。

豊田選手のストロングポイント「スピードで射抜くスマッシュ」―その秘密は、相手に反撃の隙を与えない移動スピードにある。
次に来るショットを予測し、素早く落下ポイントへ移動。すかさず相手コートの空きスペースを確認し、狙いを定めスマッシュする。落下するシャトルの下に早く入ることで、手首だけでなく全身を使って力をのせ、理想的な打点でスマッシュを打つことが可能になる。厳しい練習を重ねて生みだされたスピードのあるスマッシュが、相手を揺さぶる強大な武器になっているのだ。

ところが2016年8月、豊田選手は、度重なる負担から膝を故障してしまう。14年の競技生活で初めての手術…。しかし、この経験は、苦しく大きな壁ではあったものの、体を見直すきっかけにもなったという。
回復を待って、術後2か月で練習を再開。ふたたび怪我をしないために、左右の筋肉をバランスよく鍛え「体幹強化」に取り組む。そして、コーチの指導で「股関節から地面を蹴る」という意識を持って膝に負担のかからないフットワークのトレーニングを行っている。こうすることで、移動スピードがさらに上がり、スマッシュにより磨きがかかるのだという。
大きな怪我と新たなトレーニング。苦しみぬいた2016年は、彼女をさらに強くする。目指すは2020年、東京パラリンピックの頂点だ。

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