ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第42回 カヌー 瀬立モニカ③

2016年12月03日 放送

リオパラリンピック初出場にして見事8位入賞を果たしたカヌー界期待の星、瀬立モニカ選手。リオでの決勝レースを本人が分析!そこで見えてきた新たな課題とは…?4年後の東京パラリンピックに向け、その課題を克服すべくトレーニングに励む瀬立モニカ選手に密着した。

瀬立モニカ選手のストロングポイントは「水をキャッチする柔らかなパドリング」。
その秘密は、3歳から始めた水泳で培われた「肩甲骨の可動域の広さと柔軟性」。小学生の頃、水泳の強化選手に指名されるほどだった瀬立選手。彼女が最も得意としたクロールの肩周辺の動きにはカヌーに活かせる共通点があった。
健常者のカヌー選手は体幹を使って漕ぐが、怪我の影響で体幹を使えない瀬立選手は、肩周辺のみを柔軟に大きく動かして力強いパドリングを実現するのだ。肩の柔らかさと水泳で培った水をつかむ感覚―これを武器に実力を発揮し、つかんだリオパラリンピックへの切符。そして、初出場のこの大舞台で8位入賞!しかし、その快挙の裏には、さまざまな手ごたえと悔しさがあった。

カヌー競技において最大の敵である「風」。リオの競技場は風の影響を受けやすく、レース時には四方八方から吹きつけることもあり、瀬立選手を苦しめた。穏やかな水面では、しっかりとしたパドリングができるものの、リオ大会のような風の強いコンディションでは、バランスを取ることが難しくなる…そんな課題が明確になったのだ。

そして、日本に帰国してからわずか4日後、中東ウズベキスタンで行われたアジアパラカヌー選手権に出場した。海外でのレース経験を少しでも積むために強行日程での遠征を決めたのだ。
瀬立選手は、リオでの疲れを感じさせない見事なレースを展開。風のない穏やかなコースコンディションも幸いし、記録はなんと自己ベスト更新!リオでのタイムを6秒も上回り、見事、優勝を果たしたのだ。
リオの大舞台で決勝レースを戦い抜いたことで自信が持て、メンタルが強くなった―それが自己ベストに繋がった…と自己分析する瀬立選手。そして、再認識したのは、「しっかりとしたパドリングができれば好記録が出る」ということ。

コースコンディションに左右されない強い身体作りを目指して、新たなトレーニングに励む日々が始まった。エアクッションの上に乗り不安定な状態で姿勢を制御する。怪我により体幹が使えない瀬立選手にとっては、かなり難しいトレーニングなのだ。
彼女だけのストロングポイントにより一層磨きをかけて、4年後の夢へと突き進む!

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