ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第40回 柔道 廣瀬順子③

2016年11月19日 放送

リオパラリンピックで初出場にして女子柔道初の銅メダルを獲得するという偉業を成し遂げた、柔道・廣瀬順子選手。これまで、国外の舞台ではなかなか活躍出来なかったが、夫・悠さんの指導を受けて新たな武器を手に入れ、より強くなった。帰国後、リオでの戦いを分析。2020年に向け、さらなる進化を目指す姿を追った。

廣瀬順子選手が柔道を始めたのは小学5年生のとき。県代表としてインターハイにも出場するほどの強さだったが、大学進学後、膠原病の一種「成人スティル病」を発症。完治したものの両目の視力をほぼ失ってしまう。それでも競技への情熱は消えず、視覚障害者柔道を始めたのだ。

身長157センチと小柄な廣瀬選手。これまで、国際大会では外国人相手のパワーに押されて思うような試合ができず、表彰台に届かない4位、5位が定位置…。それを克服すべく生まれた廣瀬選手のストロングポイント、それは「パワーに頼らない攻撃柔道」。
「相手の力に対し力で対抗するのは不利。相手の力をいかにかわすか。攻撃は最大の防御と考え、どんどん攻め続ける」次々と技を繰り出すことで相手を圧倒。不用意に技を仕掛けてきた相手の力を利用し、試合を優位に進めるのだ。

そして、去年12月の悠さんとのご結婚が飛躍の転機となる。同じく目に障害を持つ現役の柔道選手である良きパートナーの指導を受け、廣瀬選手の才能はさらに開花する。
これまで「寝技」には苦手意識があったが、ご主人の勧めでブラジリアン柔術の稽古を取り入れ、寝技のスキルをものにしたのだ。
「柔よく剛を制す」―押さえ込まれてもそこから動いて“関節”や“絞め”を取りにいく柔術の技が、あらゆる状況を打開する力となった。そして、外国人のパワーを「寝技」で封じ込めることも出来るようになったのだ。
さらに、悠さんの指導で体幹を鍛え、筋肉・スタミナを大幅にアップ。超攻撃柔道にパワーが加わり、鬼に金棒!圧倒的な強さを備えてリオデジャネイロパラリンピックに挑んだ。
準決勝で敗れるも、3位決定戦では2戦2敗の苦手な相手ながら、ストロングポイントを存分に活かした試合展開で、背負い投げから押さえ込みで1本勝ち!見事、銅メダルを獲得した。

夫婦で技を進化させて掴み取った銅メダル。4年後、さらに上の金メダルを目指して、また二人で歩み始めている。

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