ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第28回 車椅子バスケットボール 香西宏昭

2016年08月27日 放送

日本代表のエース香西宏昭選手。高校卒業後、単身でアメリカへ渡り、超名門・イリノイ大学で、全米大学リーグで2年連続シーズンMVPを獲得、キャプテンもつとめるなど快挙を果たしてきた。そんな彼のストロングポイントは「相手を凌駕するスピード」。コートで見せる圧倒的なスピードを生み出しているのは、一体何なのか。日本のパラリンピック最高順位は7位。「リオで歴史を変えたい」。香西の挑戦に密着した。

香西選手が車椅子バスケットを始めたのは12歳。その頃、NPO法人が運営する「Jキャンプ」で名将、マイク・フログリーと運命的に出会い、その才能を見出される。やがて、フログリー氏がヘッドコーチを務めていた名門・イリノイ大学の門を叩き、世界で活躍するケタはずれの選手に成長した。イリノイ大学卒業後は、単身ドイツへ渡り、海外でプレーを続けている。
ヨーロッパ随一の港湾都市、ハンブルクを本拠地にする、車椅子バスケットボールBGバスケッツ・ハンブルク。香西選手はこのクラブで、3年目のシーズンを迎える。日本代表のキャプテン・藤本怜央選手や千脇貢選手をはじめ、リオパラリンピックに出場する各国代表選手が顔を揃える名門だ。ハンブルグでも多くファンに支えられながら、日々、技を磨いている。

一度ボールを持てば、コートの端から端まで一気に駆け抜け、相手を凌駕する異次元のスピードこそ、香西選手のストロングポイント。
香西選手のスピードを生み出すのは、独特の車椅子の漕ぎ方にある。タイヤにできる限り長く触れることで漕ぐ力を伝える時間も長くなり、一気に加速する。無駄のない直線的な動きでパワフルに漕ぐスタイルが、圧倒的なスピードを生むのだ。
そして、もうひとつの持ち味が、ディフェンスを翻弄する高速ターン。香西選手は生まれつき両足の太ももから下がない。足のある選手は、車椅子のフロント部分に足の重みがかかるが、香西選手の場合はその重みがないのだ。重心が後ろになればなるほどターンを速くすることができる。香西選手は「ターンが速いのは僕の障がいの特長」だと言う。

世界で育ち、世界と戦ってきた香西選手。「相手を凌駕するスピード」を武器に、リオ・パラリンピックで日本の新たな歴史を切り開くことだろう。

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