ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第17回 陸上 走り幅跳び 山本 篤②

2016年06月11日 放送

圧倒的な助走スピードから生まれる抜群の飛躍。〝義足と一体化したスピード〟を生かし、5月に行われた日本選手権では世界新記録6m56をマークした山本選手。このニュースはパラスポーツではかつてないほどの話題を呼んだ。その後、記録は更新されたものの、リオでの金メダルの期待は高い。今も進化し続ける34歳、飽くなき向上心で競技に取り組む山本選手に迫る。

2008年 北京パラリンピックで銀メダル、昨年の世界選手権では2大会連続での金メダルを獲得した日本パラ陸上界を代表する名ジャンパー・山本篤選手。次に目指すのはリオでの頂点だ。
今年5月、鳥取市で行われた日本パラ陸上競技選手権大会―山本選手の挑戦をを追った。気温26℃の晴天に恵まれ、2日間で集まった観客はのべ5000人。選手にとって絶好の舞台、ここでついに山本篤選手の世界新記録が生まれたのだ。
山本選手は高校2年の時に事故で左足太ももから下を失った。その2年後に競技用の義足と出会い、陸上を始めた。今や義足は山本選手の体の一部となり、アジ ア記録を打ち立て、数々の国際大会を制するまでになったが、その境地に至るまでの道のりは決して平坦なものではなかった。世界の強豪たちにも負けない強さの裏側にあったのは、何百回、何千回に及ぶジャンプだ。さらに競技人生を大きく変えたのは、大阪体育大学で出会った陸上部顧問・伊藤教授からの意外なアドバイスだった。短距離界でもアジア記録を持つ山本選手の自慢のスピードを生かすために、身体の深部筋である「腸腰筋」を徹底して鍛える。それが義足側でも 健常の足を上回るほどのキック力と歩幅のアップを可能にし、山本選手だけが生み出せる抜群の助走スピードへと繋がったのだ。
山本選手のストロングポイントは世界トップレベルの跳躍を生む「義足と一体化したスピード」。北京パラリンピックは銀メダル、前回のロンドン大会は5位… 掴めそうで掴めなかった大きな夢を実現するチャンスは間もなくやって来る。更なる高みを目指す山本選手、見つめる先にあるのは、リオでの金メダルだ。

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