ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第8回 水泳 山田拓朗

2016年04月09日 放送

日本パラリンピック史上最年少となる13歳でアテネパラリンピックに出場。あれから12年…。すでに3度のパラリンピックを経験している水泳・山田拓朗選手。今年4度目のリオで、悲願のメダル獲得を目指す彼の進化を追う。

2004年アテネパラリンピック。わずか13歳で世界の舞台を経験し、今や世界の中でもトップレベルの泳速度を誇るスイマーとなった山田拓朗選手。泳速度とは、純粋にストロークで泳ぐときの速度のこと。山田選手のストロングンポイントは「進化し続ける泳速度」だ。
山田選手が水泳を始めたのは3歳の時。生まれつき左腕の肘から先がないというハンデがありながらも体を動かすことが大好きだった少年は、泳ぐたびに速くなっていく水泳に惹かれていく。パラリンピックの水泳には3つのクラスがあり、さらに障害の重い順に10のクラスに分かれるが、山田選手は肢体不自由のS9クラスで世界の強豪たちと闘う。片腕の選手がバランスよく真直ぐに泳ぐのは簡単ではないが、日々もくもくと行う厳しいトレーニングで作り上げた〝強い体幹〟、さらに弱点の左側を息継ぎや水の抵抗の調整など緻密なテクニックでカバーすることで、トップレベルの泳速度とそのスピードの持続を可能にした。上下左右バランスの良いぶれない山田選手の泳ぎは、コーチや他の選手たちが「泳ぎの上手さは世界のトップに並ぶ」と太鼓判を押すほどだ。
今年3月。リオパラリンピック代表選考会の100m自由形では、昨年の世界選手権を上回る好タイムをマークし、リオ代表に内定。さらに金メダルに最も近い種目だといわれる50m自由形でも代表の座をつかんだ。
アテネから12年の今年、世界に挑み続けてきた若きエースの「泳速度」は今も進化を続けている。4年前のロンドンは4位。昨年の世界選手権は9 /100秒という僅差で銀メダル。次に狙うのはもちろん世界の頂点だ。

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