ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第3回 パラサイクリング 鹿沼由理恵

2016年03月06日 放送

昨年3月、パラサイクリング トラック世界選手権で銀メダルを獲得 。リオパラリンピックでの金メダルが期待されている。
競輪選手、田中まいとの息のあった最強のコンビネーションで、国内にはライバルは存在しない。以前はクロスカントリーの競技で2010年のバンクーバーパラリンピックにも出場している鹿沼選手。クロスカントリーで培った抜群の持久力と筋力を、どのように自転車競技に転化しているのか?それは鹿沼選手のストロングポイント「最後まで衰えないスピード」に繋がっていた。

パラサイクリング期待の星・鹿沼由理恵選手。数々の国際大会で好成績を残し、これまで手にしたメダルは5つ。現在の世界ランキングは2位でリオでの活躍も期待されている。
視覚障害者である鹿沼選手の種目は、パラサイクリングの2人乗り競技タンデム。前に乗る健常者との連携でその速さを競う。鹿沼選手のパートナーは競輪選手として第一線で活躍している田中まい選手。タンデムは2人の力が同調しないとパワーを発揮することができない。前と後、2人の呼吸と力が合わさって動力が生まれる競技なのだ。
1月下旬、29の国と地域が参加したアジア大会で、3000m(1周250mのトラックを12周)のタイムトライアルに出場した2人。そのレースで目にしたのはラスト1周になっても変わらない強さ、鹿沼選手のストロングポイント「最後まで衰えないスピード」だった。
その秘密を紐解くカギは鹿沼選手のスポーツ経歴にあった。25歳から始めたクロスカントリーでバンクーバーパラリンピックに出場し、リレーで5位に入賞するも、怪我で自転車競技に転向した。2つの競技で共通するのは左右の足の筋肉疲労を抑える効率的なパワーの持続法。クロスカントリーで培った経験と感覚を今に生かしていたのだ。また、普段は東京都内でOLとして働く鹿沼選手。その1日に密着すると、昼休み、終業後、さらに帰宅後の自宅でも、時間を惜しむように様々なトレーニングと向き合うひたむきな姿があった。
2010年には揚げることが出来なかった日の丸の旗…。34歳の今、その思いは誰よりも強い。鹿沼選手はそのストロングポイント「最後まで衰えないスピード」を武器に、リオへ向かってペダルを踏み込んでいく。

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