ストロングポイント

毎週日曜 18:00~18:30放送

放送内容

第2回 ウィルチェアーラグビー 池崎大輔

2016年02月28日 放送

昨年11月、アジア・オセアニア選手権で世界王者オーストラリアを破り、初優勝を成し遂げたウィルチェアーラグビー日本代表。リオパラリンピックの出場権も獲得した日本チームの不動のエースが池崎大輔選手だ。池崎選手のストロングポイントは、「瞬発力を生かしたターン」。車いすの操作=チェアスキルで縦横無尽にコートを駆け回りゴールを決める。そのストロングポイントの原点を探るべく、拠点とする北海道でのトレーニングに密着。強さの秘密を紐解く。

ウィルチェアーラグビー日本代表の絶対的エース・池崎大輔選手。その眼はすでにリオへ向けられている。
ウィルチェアーラグビーとは両手両足に障がいを持つ人が、ウィルチェアー専用の車いす(通称:ラグ車)を操作しながら得点を取り合う競技。一般的なラグビーとは違う独自のルールで行われるが、その魅力は何と言ってもタックル!車いす競技で唯一タックルが認められていて、マーダーボール(殺人球技)とも呼ばれ、車いすでの転倒は日常茶飯事。選手たちのラグ車に残る数多くの傷は激しい戦いの証だ。
池崎選手のストロングポイントは抜群のチェアスキルによる「瞬発力を生かしたターン」、そして他を寄せ付けないスピードだ。幼少の頃にシャルコー・マリー・トゥース病(末梢神経が侵され、手足の筋肉が低下する病気)を患い、今も肘と膝から先の機能はほとんどないというが、北海道で行った6項目のテスト(反応、加速、速度維持、左右への回転、スラローム)での総合タイムは群を抜くほどの好タイム。握力のない池崎選手がどのようにしてこのストロングポイントを生み出したのか?同行した練習で見たのは、人工芝でのトレーニング、ラグ車に乗っての腕立て伏せ、握らずに出来るチューブを用いた筋トレ…その秘密は工夫を凝らした独自のトレーニングで徹底して鍛えられた上腕三頭筋にあった。肘から先を使い、ブレーキをかけ、素早く瞬発力を生かしてターンする。池崎選手が魅せるブレーキングの技術を駆使したターンは、限界を超える底知れぬ挑戦から生み出されたものだった。
2012年、4位に終わったロンドンパラリンピック。あと一歩届かなかったメダルがリオパラリンピックの舞台で待っている。池崎選手の挑戦は、今年いよいよ本番を迎える。

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