放送内容

#1  くも膜下出血

2014年04月06日 放送

東京の一角で古くから続く石村医院。地域の医療を支えてきたこの病院には、周辺住民が信頼を寄せるお医者さんがいます。三代目院長・石村龍之介。人は皆、敬意と親しみを込め、彼を「リュウ先生」と呼びます ―――

今回、リュウ先生のもとにやってきたのは、“買い物中に急な頭痛に襲われ足元がフラついてしまった”という、病院の近所に住む主婦・美幸さんです。

現在、全国で頭痛に悩む人はおよそ4000万人。まさに国民病ともいえるこの症状は大きく分けて「慢性頭痛」と「症候性頭痛」の2種類があります。このうち「くも膜下出血」「脳腫瘍」「髄膜炎」などの疾病が原因となって惹き起こされるのが「症候性頭痛」。なかでも「くも膜下出血」は脳の血管にできた動脈瘤が破れ出血する病気で、発症すると、およそ5割の人が命を落とすと言われています。

そんな危険な頭痛なのに、美幸さんは「寝てれば治る」なんてどこか楽観的。それに対し、リュウ先生は「専門医の検査を受けるべきや」とピシャリ。すぐさま大学病院に勤める娘・薫(女医)に連絡をして、検査の段取りをつけました。

なお、仮に検査で危険な動脈瘤が見つかった場合は、物理的に動脈瘤内への血流を遮断する必要があり、その為に行われるのが、動脈瘤の根元をクリップで挟み血液が流れこまないようにする「クリッピング術」や、動脈瘤内に金属をコイル状に詰め血液が流れこまないようにする「コイル塞栓術」という手術です。

ちなみに、検査の結果、美幸さんは初期のくも膜下出血だったとのこと。ただ、発見が早かった為、手術もうまくいって大事には至らなかったそうです ―――

どちらにしても、体の異変を感じたら、すぐさまかかりつけのお医者さんに。
リュウ先生がお待ちしています。

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