BS日テレ 時代劇スペシャル 佐武と市捕物控 冬夏の章

2021年1月22日(金)19:00~20:54 放送

光るか、陰るか。生きるか、死ぬか。

ご意見・ご感想

BS日テレ番組紹介 ドラマ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「佐武と市捕物控」とは 石ノ森章太郎原作「佐武と市捕物控」

「佐武と市捕物控」は石ノ森章太郎原作。
同作品は1966年、週刊少年サンデーにて「縄と石捕物控」のタイトルで連載開始。
その後「佐武と市捕物控」に変更。第13回小学館漫画賞(昭和42年度)を受賞した作品です。
今回の脚本は、夏の章にあたる「氷の朔日」を、前作に続いて、「てっぱん」(NHK・2010年)や必殺仕事人シリーズ(朝日放送・テレビ朝日)「Doctor-X 外科医・大門未知子」(テレビ朝日・2013年)等のヒット作で知られる寺田敏雄が担当、冬の章にあたる「椋鳥」を、「金田一少年の事件簿」(1995年、日本テレビ)等を手掛けた深沢正樹が担当しました。
いつかは岡っ引きになりたいと夢を見続ける、下っ引きの佐武と、按摩を生業にする居合の達人・市。ひょんなことから相棒になった2人が協力し、お江戸を舞台に起きる怪事件の真相に迫る人情物語です。格差社会だった江戸時代、今の世相にもつながる人間模様・・・。2人の活躍に、どうぞご期待ください。

  • ©BS日テレ ©石森プロ
  • ©石森プロ

あらすじ

時は文政。江戸文化は円熟し、50年もしないうちに明治維新がやってくる・・・そんな時代。
商人たちの掛け声が飛び交う江戸の町で、佐武と市が難事件を解決する江戸情緒たっぷりの「人情物語」。
 ひょんなことから、相棒となった下っ引の佐武と、按摩を生業にする居合の達人、市。
まだまだ下っ端の佐武と盲目の市は、お互いの足りない部分を補い合うかのように協力し、
事件の真相を手繰り寄せる。

~冬の章 椋鳥(むくどり)~
江戸の町で“椋鳥”と呼ばれ、さげすんだ目で見られていた出稼ぎ衆の一人、
気のいい茂平が働くのは酒問屋「丹波屋」。
ある夜、丹波屋が売った酒に毒が盛られて、14人もの死人が出る。
丹波屋奉公人の茂平に疑いがかかるが、佐武は・・・。

~夏の章 氷の朔日(ついたち)~
富士の山奥で切り出した氷を
炎天下に江戸まで運んで将軍に献上する役目をめぐる事件。
時節は、旧暦6月1日の梅雨明け間近。
ひそかに町中に氷室を設けて、私財を蓄える家老の屋敷。
そこには、長崎で西洋医学を学んだ、謎めいた医者「抱庵」が出入りする。
抱庵は手術をすれば市の目が見えるようになるという。
一方で柏木薬堂の娘、弥栄の行方がわからなくなる・・・。

キャスト

  • ■佐武・・・故郷を捨て、江戸で一人前の岡っ引きになることを夢見る、明るく真っ直ぐな性格の青年。下っ引きながらも、持ち前の若さあふれる行動力を武器に、市の目となり江戸の町を駆け廻る!
  • ■市・・・遠藤憲一 盲目の按摩であり、居合の達人。いつも飄々としており冷静沈着であるが、人情深く、時にはひょうきんな一面も見せる。佐武の片腕となり研ぎ澄まされた推理力で事件を解決!
  • ■勝 小吉・・・里見浩太朗 佐武や市が行きつけのめし屋「まるや」の常連客。遊び人風情だが俯瞰して皆を見守る。
  • みどり・・・福田麻由子
  • お伝・・・藤田弓子
  • 佐平次・・・内藤剛志
  • 「丹波屋」奉公人 茂平・・・今野浩喜/「丹波屋」の娘 志乃・・・水沢エレナ/「丹波屋」番頭 新吉・・・忍成修吾/「丹波屋」主人 丹波屋周五郎・・・河西健司/「伊勢屋」主人 伊勢屋藤兵衛・・・芋洗坂係長
  • 医者 池田抱庵・・・原田龍二/家老 松岡清右ヱ門・・・寺田農/献上氷役 如月源乃介・・・野杁俊希

原作・制作スタッフ

■原作 石ノ森章太郎 「佐武と市捕物控」
■脚本 寺田敏雄 深沢正樹
■音楽 奥山まさし
■監督 雨宮望

BS日テレ