放送内容

#62  水野和夫・資本主義の終焉と歴史の危機

2015年06月21日 放送

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本日のゲストは経済学者の水野和夫さん。今回ご紹介したのは2014年ベスト経済書第1位に選ばれた「資本主義の終焉と歴史の危機」。50年、100年と日本経済がどうなっていくのかを長い視点で考えた一冊。資本主義は資本をどれだけ増やすかの競争。しかし、現在の日本では利子率が低下し、資本が自己増殖しなくなった。その理由の一つは、日本ではあらゆるものが身の回りに揃いモノが売れなくなったからだという。経済は成長しないといけない、という考えが変えられないゆえに様々な問題が溢れている。果たして資本主義が終わると日本はいったいどうなるのか?

筆者のプロフィール

水野 和夫(みずの かずお)

1953年愛知県生まれ。日本大学国際関係学部教授。埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。博士(経済学)。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)を歴任。
著書には『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞出版社)、『超マクロ展望 世界経済の真実』(萱野稔人氏との共著・集英社新書)などがある。

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書籍の紹介

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資本主義の終焉と歴史の危機

資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。 死の瀬戸際の資本主義は、グローバル化を進め国民を置き去りにし、国家さえも使用人としてバブルを多発させ、生き延びようとしている。 終わりの近づく資本主義にそれでもしがみつき、かりそめの「成長」を目指すことは、「国民なき国家」を作り上げ、破局への道を整えているにすぎない。 グローバル化の本質を鋭利に分析し、世界経済危機を最も早くから警告していたエコノミストが、日本再生のための道と「世界総ゼロ金利」後の新たなシステムを提言する!

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《内容紹介》
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《著者プロフィール》
よしもとばなな
1964年東京都生まれ。詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。以後、88年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。海外での評価も高く、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞「アンダー35」、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞の4賞を受賞
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