放送内容

#41  堤未果・沈みゆく大国アメリカ

2015年01月25日 放送

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アメリカには、日本のような国民皆保険制度が存在しない。そんな中、鳴り物入りでスタートした医療保健制度改革「オバマケア」。だが、これが恐るべき悪影響をもたらした。下がるはずだった保険料はあがり、保険に入れない貧しい人々は国から罰金を徴収される。医師はワーキングプア状態に陥り、ついには「オバマケアお断り」の病院まで現れた。さらに企業が保険料を節約したため、パートタイムの労働者が急増・・。ジャーナリストの堤未果さんは、近い将来、日本でも同じことが起こると警告する。世界に誇るべき日本の保険制度を、我々は守ることができるのだろうか?

筆者のプロフィール

堤未果(つつみ みか)

ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。2008年『ルポ 貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞。2011年『政府は必ず嘘をつく』で早稲田大学理事長賞を受賞。

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書籍の紹介

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沈みゆく大国アメリカ

鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「一粒10万円の薬」「自殺率1位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の現実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「1%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった!

蜜読コーナー 売り込み本

「フランス人は10着しか服を持たない
~パリで学んだ"暮らしの質"を高める秘訣~」 大和書房

《内容紹介》
高級料理を食べて、たくさん買い物をして、あちこち旅行をしても、心からの満足を感じられないあなたへ。
典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、毎日を“特別な日”のように生きること。「間食はせず、食事を存分に楽しむ。」「上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。」「日常の中に、ささやかな喜びを見つける。」など情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載。
《著者プロフィール》
[著者] ジェニファー・L・スコット
南カリフォルニア大学卒業(演劇専攻)。大学3年生のときにフランスのソルボンヌ大学、パリ・アメリカ大学へ留学。典型的なカリフォルニアガールだったが、パリの由緒ある貴族の邸宅で暮らすことになり、 マダム・シックに出会う。女性として、妻として、母としてのマダムの生き方に感銘を受け、シックなライフスタイルに目覚める。
2008年よりライフスタイルブログ The Daily Connoisseur を執筆。アメリカの物質主義に踊らされる生活に異を唱え、美しく心豊かな暮らしやシックなおしゃれを提案。パリで学んだ素敵な暮らしの秘訣を紹介した連載記事が大反響を呼ぶ。イギリス人の夫とふたりの娘とチワワとともに、カリフォルニア州サンタモニカに在住。毎年ヨーロッパに滞在し、つねに新たなインスピレーションを得て、シックなライフスタイルの秘訣を発信し続けている。

[訳者] 神崎朗子 (かんざき あきこ)
翻訳者。上智大学文学部英文学科卒業。訳書に『スタンフォードの自分を変える教室』『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』(ともに大和書房)、『ぼくたちが見た世界ー自閉症者によって綴られた物語』(柏書房)、『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』(共訳、ディーエイチシー)などがある。
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