放送内容

#35  春日太一・なぜ時代劇は滅びるのか

2014年12月14日 放送

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時代劇は古臭い「お決まり」劇ではなく、現在進行形のエンターテインメントだ。そう力説するのは、今回のお客様、春日太一さん。37歳の時代劇研究家だ。時代劇はファンタジーであり、現代劇では描きにくい大掛かりな表現も可能にする。ところがそんな時代劇は今、瀕死の状態にある。「水戸黄門」を最後に、民放のテレビから時代劇のレギュラー枠が事実上消滅。撮影所では脈々と受け継がれてきた職人技が絶えようとしている。時代劇が衰退した理由は何処にあるのか?そして復活を遂げることはできるのか?

筆者のプロフィール

春日太一(かすが たいち)

1977(昭和52)年東京都生まれ。時代劇・映画史研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。著書に『時代劇は死なず!』『天才 勝新太郎』『仁義なき日本沈没』『あかんやつら』『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』、共著に『時代劇の作り方』など。

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書籍の紹介

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なぜ時代劇は滅びるのか

『水戸黄門』も終了し、もはや瀕死の時代劇。衰退の原因は「つまらなくなったから」に他ならない。「自然体」しか演じられない役者、「いい脇役・悪役」の不在、マンネリを打破できない監督、説明ばかりの脚本、朝ドラ化する大河……いずれもが、その“戦犯”である。はたして時代劇は、「国民的エンターテインメント」として復活できるのか。長年の撮影所取材の集大成として、ありったけの想いを込めて綴る時代劇への鎮魂歌。

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《内容紹介》
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《著者プロフィール》
金子達仁(かねこ たつひと)
1966年生まれ。96年、法政大学卒業後、「スマッシュ」、「サッカーダイジェスト」編集部を経てフリーに。1997年、サッカー・アトランタオリンピック代表を取材した「叫び」「断層」でミズノ・スポーツライター賞受賞。
著書に、「28年目のハーフタイム」、(文藝春秋)、「敗因と」(光文社)、「古田の様」(扶桑社)、「美女の一瞬」(集英社新書)など多数。
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