放送内容

#31  宮竹貴久・「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術

2014年11月16日 放送

  • ©BS日テレ
  • ©BS日テレ

お客様の宮竹貴久さんは、進化生物学者。特に「死んだふり」の研究においては、世界的な権威である。生物の中には、敵に襲われたときに戦いもせず、逃げもせず、ただ死んだふりをしてやり過ごす者が結構いる。何もせず、何も考えず、ただ息を止めてじっとするだけ。これも立派な生存戦略なのだ。ビジネスの世界に置き換えれば、会議の席で賛成も反対もせず、意見を言わずにやり過ごす。対策を講じることなく問題を先送りにする。軽蔑されても仕方がないが、これもビジネスマンの生存戦略。進化生物学においては、生き残った者だけが勝者。手段は関係ないのだ。家庭や会社で役立つ、小さな昆虫に学ぶ処世術とは?

筆者のプロフィール

宮竹貴久(みやたけ たかひさ)

1962年、大阪府に生まれる。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。1986年、琉球大学大学院農学研究科修了後、沖縄県職員として10年以上働く。1996年九州大学大学院理学研究院(生物学科)で理学博士を取得。1997年、ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て、現職に至る。Society for the Study of Evolution,Animal Behavior Societyの終身会員。日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞等を受賞。

  • ©BS日テレ

書籍の紹介

  • ©BS日テレ

「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術

先送り、死んだふり、パラサイト……ビジネスマンとして不道徳な行動は、科学的に正しい生存戦略。目からウロコの「生き残りの技術」

蜜読コーナー 売り込み本

「女子の武士道」石川真理子

《内容紹介》
明治22年に生まれた著者の祖母は、厳格な武家の娘としての躾を受けました。著者は明治大正昭和の時代をたくましく生きた祖母と12歳までともに暮らしましたが、後年、祖母の生き方、その言葉を思い出すにつけ、戦後日本人の女性が忘れてしまった「人としての心得」「女性としてのあり方」が散りばめられていることを知ります。
本書は55の祖母の言葉を挙げながら、女性とは、妻とは、夫婦とはどうあるべきかを語っていきます。
「女子の」とタイトルにありますが、凛とした女性がいてこそ立派な男、家庭、そして社会があることを納得していただけることでしょう。
さらに言えば、女性から見て男子はこうあるべきだと暗に諭される、男子にもまた必読の一冊です。
《著者プロフィール》
石川 真理子 (いしかわ まりこ)
昭和41年東京都生まれ。12歳まで米沢藩士の末裔である祖母中心の家で、厳しくも愛情豊かに育つ。文化女子大学(現・文化学園大学)卒業。編集プロダクション勤務を経て結婚後はフリーライターとして活動。
著書に『いまも生きる「武士道」』(講談社+α新書)『明治女が教えてくれたプライドのある生き方』(講談社)『新島八重 武家の女はまつげを濡らさない』(PHP研究所)などがある。
  • ©BS日テレ
  • ©BS日テレ
BS日テレ